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教科書検定で竹島記述変更求める 韓国政府
10月22日 1時2分

韓国政府は、国内で使用される高校の歴史教科書の検定で、島根県の竹島について「韓国が実効支配している」と記した一部の教科書に対し、記述を「固有の領土」と変更するよう求めました。

韓国教育省は21日、8つの出版社が提出した高校の歴史教科書について記述を変更するよう出版社側に通知しました。
このうち、島根県竹島について、「韓国が実効支配している」などと記した3つの教科書について「韓国固有の領土であり、実効支配という用語を修正すべきだ」としています。
また、韓国政府が日本海を「トンヘ、東海」と呼ぶよう主張していることを反映し、地図などに日本海の英語表記を記載した3つの出版社に削除を求めました。
さらに、日本の立場に近いなどと批判されている出版社に対しては、日本の植民地支配についてより否定的な表現に変えるよう求めました。
その一方で、教育省は、一部の出版社に対し、北朝鮮に好意的と批判されている内容を改めるとともに、軍事政権でありながら高度経済成長を導いたパク・チョンヒ大統領時代の政策を評価するよう求めました。
韓国の歴史教科書は、その内容と検定の是非を巡って与野党が厳しく対立しており、韓国の根強い左派と右派の対立を反映したものともなっています。

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