万年筆倉庫 - 蒔絵万年筆 -

始めは1本の万年筆でしたが10年たった今、気が付けば5000本以上の万年筆に出会いました。 ただ書くための道具ではなく、美術工芸品としても価値がある蒔絵万年筆の事を知ってもらいたい。

秀嶺作 鴛鴦 (オシドリ)

シガレットケース 鴛鴦_1    シガレットケース 鴛鴦_2

パイロット社1940年代の蒔絵シガレットケース「鴛鴦(オシドリ)」です。 作者は長井秀嶺(Shurei)
パイロットの蒔絵万年筆の絵柄として"鴛鴦"はよく見かけますが、シガレットケースは珍しいと思います。 秀嶺さんの特徴なのかもしれませんが、絵がとっても可愛いいです。 写真では良さが伝わりにくいのですが、とってもすばらしい研ぎ出し蒔絵です。
もちろん未使用品です。

シガレットケース 鴛鴦_4

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828万円のDunhill Namiki万年筆を購入!

2011年12月6日-2012年1月6日の1ヶ月間、銀座中央通沿いにあるアルフレッド・ダンヒル銀座本店でパイロット社のOEMであるDunhill Namiki(ダンヒルナミキ)商品が展示されています。 その展示に関しての情報はダンヒルの公式ウェブサイトにすら掲載してないので恐らく知っている人は極僅かだと思う。
私はとある筋から情報をいただいてたので、12月26日たまたま銀座に行く用事がありダンヒルショップに寄ってきた。
入口を入ってすぐ、私は近くにいた女店員に「ダンヒルナミキの展示をしているのは、何階ですか?」と尋ねると、1階の中央にある展示場所まで案内してくれ、その女性は15分ぐらい私に付き合ってくれました。 ガラスケースの中にDunhill Namikiの蒔絵万年筆が10数本、パイプ、シガレットボックスが数点展示してあり、それはそれは素晴らしいものばかりだった。 私はその女店員に「実は私、蒔絵万年筆やシガレットケースのコレクターなんです。 Dunhill NamIkiも、数本持っているんです」と言い、彼女から、どこで購入してるのか? とか、お持ちの中で一番高いのは幾らぐらいしたのか?などを質問され。。。そうこうしたあと、私の「この展示品は販売もしてるんですか?」の問いに、「1本だけ販売してるんです」との答え。  よく見るとガラスケース上段左に大型蒔絵万年筆 "Turtle"に828万5550円値札がついていた。  「あー、これですね」と私。それにしてもずいぶん中途半端な価格だな・・・と思いながら、すぐ横にあった"Sakura Rose"に目が止まり、すかさず私は「2005年にダンヒルナミキがこの世に出てから75周年を記念して、この"Sakura Rose"を発売したんです」と説明してあげた。 当時のレートで900万円ほどでしたよ。と付け加えると「とてもお詳しいですね」と感心され。。。   話題も尽きてそろそろ帰ろうとした時、私は828万5550円の "Turtle"を指差し、彼女に向かって「じゃあ、すいませんがこれください!」  一瞬緊張した空気の中、彼女のこわばった顔を私は見逃さなかった。1秒空けて「冗談です」と言うと、彼女の顔がいきなり緩みそして笑いが起こる。 そんなやり取りを終え、 さてと。。。踵を返し、出口に向かう私に「またいらしてください」と彼女の声がした。
さて、この展示。2012年1月6日まで開催してるので、"Turtle"を欲しい方がいましたらダンヒル銀座本店に出向かれたら如何でしょうか? 謹んでお譲りいたします。


実はこの"Turtle"、 ロンドンが本拠地のオークションハウス「Bonhams」に出品されていました。開催は2011年11月30日London Knightsbridgeです。 ほんの一ヶ月前にボナムズ社からオークションカタログが届いていましたのでその画像をアップします。 価格は55,000ポンド。日本円で約660万円ということになりますので、オークションのほうがだいぶ安いですね。

Bonhamsカタログ2011_11_30   Bonhamsカタログ20111130-2


この"Turtle"(カメ)以外にもいいものがたくさん出品されてました。
下の画像は同じくDunhill Namikiの"Kingfisher"(カワセミ)です。 こちらの価格も"Turtle"と同値の約660万円ですので、私はカメよりカワセミのほうが断然にいいと思います。

Bonhamsカタログ20111130-3
 
 dunhill_namiki-kingfisher

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Dunhill Namikiコレクション

とあるアメリカの方とメールのやり取りをしていまして、彼はビンテージライターのコレクションをしているのですが、その中にDunhill Namikiのものも数多く所有しているという事で、画像を送ってもらしました。
ここに画像をアップすることを了承してもらいましたので、紹介いたします。
タツノオトシゴや着物姿が描かれているケースはとても良いものだと思います。 また、ダンヒルナミキのライターもいくつかありますが、とても高価なものだと思います。 1個50万円はするのではないでしょうか。  ・・・うらやましい。

Dunhill Namikiコレクター画像

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Dunhill Namki Pen Stand

今日、フランスの方から譲り受けたDunhill NamkiのPen Standが届きました。
蒔絵師は千山。 1930年代の作品だと思いますが、落ち着いた色調でとても綺麗です。
ダンヒルナミキはパイロット社の前身並木製作所が海外向けに製作したものなので、日本国内にはほとんど出回りませんでした。 そんな訳で手に入れるのはとても難しいんですが、海外にはまだまだ当時のものが眠っているんですね。 80年ぶりの里帰りです。


ダンヒルナミキ ペンスタンド  ダンヒルナミキ ペンスタンド-2

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ダンヒルナミキ 蒔絵ペンシル

アメリカのオークションサイトでダンヒルナミキの蒔絵ペンシルが出品されているのを見つけました。
1930年代に並木製作所(現:パイロット社)によって造られたもので、とても珍しい円錐型のペンシルです。
価格は55,000ドルで出ている。日本円に換算すると460万円前後になる。 4本セットで、箱付きとなれば かなりの高額であることは十分理解できるのですが・・・ 
蛙、梟、蛇、鼠、実に面白いデザインだ。 箱の般若も意表をついてる。円高のこともあり、ついつい買いたい衝動に駆られましたが、グッと気持ちを押さえ我慢することにしました。 老後の事を考えるとあまり衝動買い出来ないなーって、最近思ってます。
銀座のAlfred Dunhillに同タイプのペンシルが展示してありましたが。
しかし、欲しいなぁ。。。

ダンヒルナミキ ペンシル ダンヒルナミキ ペンシル_ボックス

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Dunhill Namiki Limited Edition 4 Piece Set

1996 Dunhill Namiki Limited Edition 4Piece

1996年にAlfred Dunhill, Ltd.からパイロット社が製作した「Dunhill Namiki」の限定万年筆が発売されました。
発売当時のレートで以下の価格になる。

・忍草 200本限定  ¥282,000 林 勝 作
  200本限定  ¥166,000 吉田 久齋 作
・楽鳥 100本限定 ¥1,050,000 吉田 久齋 作
・鶴   200本限定  ¥424,000 村田 百川 作

忍草と鶴は日本国内でも販売されたが、鶉と楽鳥は海外のみの発売でした。 ほとんどが、1本売りでしたが、4本セットとして25セットだけ販売されました。 今このセットを購入するとしたら、はたしてどれ程の価格なんでしょう。 想像もつきませんね。
しかし、実に綺麗だ。

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桐箱を特注しました

  桐箱1_1 桐箱1_2

岡山県に住んでいる備前焼の陶芸家を通じて、先日イギリスから購入した茶筒と双鶴のシガレットケース用に桐箱を特注しました。
当然、サイズはピッタリ。 桐箱にはさまざまな形があるんですが、私がオーダーしたのは "ヤロウ蓋"と言い 箱本体の上部に段差をつけ、蓋をすると蓋と本体が一体になるような形状です。印籠の形にも似ているので、印籠箱と呼ぶこともあるそうです。機密性が高いので蒔絵にはとても良いと思います。 寸分の狂いもなく、とっても高級感がある仕上がりになってます。さすが職人技ですね。

 桐箱2_1

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1930年代 NAMIKI Tea Caddy (茶筒)

蓋付き円柱ボックス_1  蓋付き円柱ボックス_2

1930年代前半 並木製作所(現:パイロット社)が製造したTea Caddy(茶筒)です。
蒔絵師は松山 (しょうざん:1895年生まれ)。 当時の並木製作所は万年筆だけでなく、こんなものも作ってたんですね。 しかし蒔絵の茶筒とはとても珍しいと思います。 この品は戦前に日本からイギリスに輸出したものですが、80年ぶりに日本の地を踏んだことになります。 イギリス人はこれに紅茶を入れてたのでしょうけど、日本茶ならともかく、どうもピンと来ないですね。
フタにエンゼルフィッシュ、側面には小魚2尾と海草、裏底に "Namiki Lacquer MADE IN JAPAN" と刻印されている。
同時期に作成された立山(りつざん)作 ダンヒルナミキ シガレットケース「エンゼルフィッシュ」と比べてみると面白い。

蓋付き円柱ボックス_4 蓋付き円柱ボックス_6 蓋付き円柱ボックス_5

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松悦作 シガレットケース「双鶴」

シガレットケース「双鶴」-1 シガレットケース「双鶴」-2

1930年代前半 並木製作所(現:パイロット社)が製造したダンヒルナミキのシガレットケース「双鶴(そうかく)」です。 蒔絵師は松悦。いくつか松悦の蒔絵万年筆を所有していますが、どれもすばらしい出来栄えです。そしてこのシガレットケースもすばらしい。
この品はイギリス人から購入したものですが、80年ぶりに日本に里帰りしたことになる。

  シガレットケース「双鶴」-3  シガレットケース「双鶴」-4  シガレットケース「双鶴」-5

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Dunhill Namiki 「Sakura Rose」

Dunhill Namiki Sakura Rose

並木製作所(現 パイロット)とダンヒル社は、昭和5年(1930年)に販売契約を締結し、「ダンヒルナミキ」ブランドが誕生した。 そして2005年、ダンヒルナミキがこの世に出てから75周年を記念して、この「Sakura Rose」を発売した。 限定数25本、蒔絵師は吉田久斎さんです。 販売価格は$83,350 その当時のレートで約900万円。 発売前にすでに1200万円ものプレミアがついているとのうわさを聞いた。 その時、関係者の方から冗談で購入する事を勧められたが、むなしい冗談である。 一度だけ手にとって見せてもらったが、何とも言えない存在感があった。 しかし、万年筆によくもこんなに高い価格をつけたものだ。 しかもこれを買う人がいるんだもんなー。

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ダンヒルナミキ 「No.50 Jumbo」

野村證券_ダンヒルナミキ_ケース付  ダンヒルナミキNo.50とパイロット漆黒 
 解説書 ダンヒルナミキNo.50-2ダンヒルナミキNo.50 ペン先
   
並木製作所(現 パイロット)がこの世にダンヒルナミキを出したのが1930年(昭和5年)。 その2年後に、この50号バランス型ダンヒルナミキ 「No.50 Jumbo」 と称された万年筆が誕生した。  そしてこれは1936年(昭和十一年)野村證券が創立10周年の記念品として配られた品である。 興味深いのは、ペン先の印DUNHILL NAMIKIの刻印の上に野村證券の当時のロゴマークも刻印されている。 戦争を挟んで74年前の万年筆がほぼ完品状態で出てくるのは珍しいと思う。
すい込まれるようなうるしの美しさは、まさに日本の伝統工芸品だ。 比較をするため2003年に発売された50号大型万年筆「漆黒」といっしょに撮影した。 
現在も、ダンヒルナミキ「No.50 Jumbo」の復刻版として50号大型万年筆が15万円で販売されている。

野村證券 十周年追想記  野村證券追想記_写真


余談だが、野村證券十周年記念万年筆とは別に「野村證券 十周年追想記」を他のルートから手に入れた。 その当時の野村證券の社員が10年間を振り返り、個人的な思い出話しを書き記している。一般には出回らない書籍なため、内容は実に自由奔放で興味深い。 当時の社員数が400名とも書いてある。
右側の写真は思い出を語る座談会の風景だ。
記念品のダンヒルナミキを手元に置いて追想記を読んでいると、その当時の思いがより伝わってくるのは不思議だ。

【追記】2010/7/31
これを記載をした後に、ある方から新たな情報を得ることができました。
この野村證券の記念万年筆に関する記事があるとの事。 さっそくご紹介します。
「ここに記念万年筆の真価あり」というタイトルで、前文の数行を要約すると、こういう内容だ。
 計らずも手に握られた一本の万年筆が、記念品として3万円に近い商談を成立をもたらしたという快報、実に万年筆業界始まって以来のトピックである。 今を時めく野村證券株式会社、資本金1千万円の大組織の統師野村徳七氏が本年ちょうど同社創立十周年記念を迎えるに際し、全国11支店並びに外国支店800人の社員に授与の記念品が、ダンヒルナミキ50号金ペン付き万年筆であった。
 同品はご承知のごとく定価35円、普通の万年筆の数本分にも相当する超特大型、それだけにしっかりしていて壊れにくい、そして書き味のこころよさを誇る実に質、外観共に逸品そのものである。
<以下省略>

野村證券 ダンヒルナミキ記事

■昭和11年当時の物価を調べてみました。 日本の人口は約7000万人
豆腐1丁が5銭、たばこ(20本)が12銭、日本酒1升が1円89銭、教員の初任給は50円。
現在と比較すると、物価が2000倍で収入が5000倍になったことになる。
と、考えると当時のダンヒルナミキの価格は現在に置き換えると1本7万円、総額5600万円の記念品だったんですね。
ちなみに私は、当時の定価35円の10,000倍で手に入れたことになる。。。微妙

ついでに・・・
■昭和11年には、こんな出来事があった。
・近代日本史上最大のクーデター、二・二六事件勃発
・国産自動車の本格的な生産が始まる
・ベルリン五輪開催。前畑秀子が200m平泳ぎで金メダル。「前畑がんばれ」のラジオ実況
・日本初のプロ野球試合「東京巨人軍」対「名古屋金鯱軍」開催
・国会議事堂(当時:帝国議会新議事堂)落成

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ダンヒルナミキのパイプ 負けました

 Dunhill namiki pipe

久しぶりに海外のオークションに入札した。
パイロット社の前身 並木製作所から1933年 光甫(こうほ)により作成されたDunhill Namikiのパイプです。私は$2,100から入札し、outbidを繰り返し、最終時間の1分前に$3,200の入札をしましたが、結局負けてしましました。 最終的に$4,539で落札されてました。 2年前でしたら$7,000は下らなかっただろう。 最近は世界的に景気が悪いので、そこそこの価格で落とせると思ってましたが、甘かったようです。
それにしても、絵が描いてあるだけの中古パイプが42万円とは。 トホホ・・・

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パイロット社創立40周年記念品

Pilot40周年記念

パイロット社昭和33年(1958年)、創立40周年記念の贈答品として、関係者のみに配られた蒔絵「シガレットボックス」です。 蒔絵師は英です。 ケースを開けると真ん中に縦仕切りがあり左右の部屋にタバコが横に入る構造になっています。
昭和33年と言えば、幻の万年筆と言われているパイロット社「スーパー500」が発売になった年です。 この時期、パイロット社の商品に対する力の入れ具合の大きさに驚かされます。 しかし贅沢な時代ですね。


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シガレットケース「キジ」

キジ_シガレットケースBox

キジ_シガレットケース1   キジ_シガレットケース2

パイロット社1930年代のシガレットケース「キジ」です。 
別に掲載してある、ダンヒルナミキのシガレットケース「エンゼルフィッシュ」同様、とてもすばらしい出来だと思う。 銘は久です。

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カエデに扇

カエデに扇     カエデに扇-ペン先


このダンヒルナミキ「カエデに扇」は1930年代に制作された女性用万年筆である。
扇に描かれている小花は女性用ならではの、かわいい絵柄です。
ペン先には 「DUNHILL LONDON 14CT NAMIKI 」と刻印されている。

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シガレットボックス


シガレットボックス2

憂喜和会記事2 憂喜和会記事1


昭和34年(1959年)10月15日パイロット社により全国の販売店代表者を集め「第五回パイロット憂喜和会全国定期総会」が行われた。
この2つの蒔絵シガレットボックスは、その時の記念品として、参加者に贈呈されたものである。
したがって市販されたもではない。

販売店向けに配布される その当時の「パイロットタイムス」に総会の模様が記載されているが、一切この贈呈品のことについて書かれていないため、はっきりしたことは言えないが、おそらく優秀販売店に対してのみに贈呈されたものと思われる。 5個程度ではないだろうか。

面白いのは、このような時の記念品は同じものを贈呈されるのが一般的だが、私が持っている2つは、ご覧の通り作者、絵柄が違う。
パイロット社の販売店に対する力の入れ方の大きさを感じる。

双鶴は飯田 光甫 作、楽鳥は古山 英 作である。

【憂喜和会(うきわかい)とは】
「憂いをともにし、喜び分かちあう」会の意で、これはパイロット社の商標である不沈の「浮輪」の意味と読みに通じる。
パイロット社と販売店が互いの経営発展のために、一心同体となって努力していこうという精神がある。
昭和30年10月パイロット憂喜和会全国連合会が結成された。

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鶉(ウズラ)

鶉

鶉2

1930年代に製作されたダンヒルナミキの復刻版として4種類の蒔絵万年筆がダンヒル社から1996年に限定発売されました。もちろんパイロット社製作である。
その当時のレートで換算すると4本で約200万円である。

その4本とは「鶴」「忍草」「楽鳥」「鶉」であったが、鶴と忍草は日本国内でも販売されたが楽鳥と鶉は海外のみの販売でした。
私のコレクションは、その海外のみで発売された内の1本「鶉」である。
余談ですが、プッシュ式コンバーターに「Pilot」ではなく「Dunhill」のロゴが印刷してあるのは当然ですね。

作者は吉田久斎さんです。

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松美作「菊に鳥」

菊と鳥

菊と鳥-2

1930年代のダンヒルナミキです。
作者は牧澤松美。
牧澤氏は国光会設立時の委員です。

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鵜

鵜-2

1920年代後半ダンヒルナミキ初期の「鵜」です。
ペン先に「FABRIQUE au JAPON」とフランス語で記されている事から、1927年(昭和2年)パリダンヒル社との仮契約後フランスで販売されたものだと思われます。
絵自体に全く古さを感じません。

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ヴァニティセット

トラベルセット

1920年代に並木製作所(現:パイロット)によって海外向けに作られた、ヴァニティセットです。
おそらくロンドンで売られたのだと思います。
パイロット社は1930年にダンヒル社と正式に販売契約を結びましたので、この品に「Dunhill Namiki」の銘がない事から、それ以前だと思われます。
パイロット社は昔、こんなものも作っていたんですね。 驚きです。
しかし、こんな豪華なカバンを持って、汽車で旅にでる方は、かなりの紳士でしょう。

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