韓国と日本の国会議員たちが、10年ぶりに囲碁大会を行う。行き詰まっている韓日関係を、囲碁を通じて打開しようというわけだ。韓国国会の棋友会会長を務める与党セヌリ党の元裕哲(ウォン・ユチョル)議員は20日「韓日国会議員親善囲碁大会を来年1月にソウルで再開することについて、日本の国会議員の棋友会と合意した。(日本側の国会議員棋友会会長を務める)菅直人元首相が親韓派であり、日本の集団的自衛権行使に反対する立場であることから、囲碁を通じて韓日関係の改善のきっかけを作ることができるだろう」と語った。また別の議員は「参加者の中から、韓日関係に悪影響を与えるような行為をした政治家たちはできるだけ排除するよう求める方針だ」と述べた。靖国神社参拝や問題発言の前歴がある議員は参加できないようにするというわけだ。なお、囲碁大会の対局方式や、出場する議員など細かい事項については今後の協議を経て決める方針だ。
韓日両国の国会議員による囲碁大会は、1999年から2004年まで毎年2回ずつ、ソウルと東京で交互に行われてきたが、その後は行われていなかった。