21日の紙面から

●秋のきみまち路を疾走
 第19回きみまち二ツ井マラソンは20日、能代市二ツ井町総合体育館周辺のコースで行われた。全国各地から集まった約2千人のランナーが、色づき始めた雨のきみまち路を疾走。沿道には多くの住民が詰め駆けて声援を送り、スポーツの秋本番を迎えた地域が活気づいた。

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声援の中、大勢のランナーが駆け抜けたきみまち二ツ井マラソン

●風の松原「白砂青松」復活考える
 能代風の松原プロジェクト(清水安雄リーダー)の風の松原を考える市民の集いは19日、能代市の風の松原で開かれ、混交林化した松原を散策しながら理想とする「白砂青松」の復活、維持管理のために必要なことについて意見交換した。これまでは外部講師を招くなどしながら屋内の座学で実施してきたが、今回初めて風の松原で開かれた。

●20人が秋の房住山登山
 三種町のさんばりおが主催する秋の房住山登山は20日行われた。約20人の参加者たちは雨でしっとりとぬれた落ち葉を踏みしめながら原生林の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、登山道脇の三十三観音の前で静かに手を合わせたりして山登りを楽しんでいた。

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秋の気配を漂わせる房住山の登山道を行く参加者たち(三種町の房住山で)

●乳がん検診、日曜にゆっくり
 仕事や子育てなどで平日忙しい女性たちに、乳がん検診の受診機会を日曜日に提供する「ジャパン・マンモグラフィー・サンデー(JMS)」の20日、県北で唯一の協力機関である能代市緑町の秋田社会保険病院(石岡隆院長)では40人余の女性がマンモグラフィー検査を受診した。

●能代工高、松陽女子準V/バスケ
 第68回県男女総合バスケットボール選手権大会は最終日の20日、能代市総合体育館で男子の準決勝と決勝、女子の決勝を行い、男子は、準決勝で三種体協琴丘を下した能代工高が決勝でJR東日本秋田に敗れた。女子決勝は、能代松陽高が湯沢翔北高に及ばなかった。

 ▽男子準決勝
能代工高 102─85 三種体協琴丘 
     29—19
     15—27
     29—21
     29—18

 ▽同東北大会出場決定戦
三種体協琴丘 63─60 厚生倶楽部
       11—15
       11—19
       23—9
       18—17

 ▽同決勝
JR東日本 98─80 能代工高
      27—16
      22—19
      21—24
      28—21

 ▽女子決勝
湯沢翔北高 86─48 能代松陽高
      27—11
      25—10
      21—5
      13—22

●「能山」が見事3連覇/小学野球
 能代市野球協会の第3回県小学生選抜チーム野球大会は最終日の20日、能代市の能代球場で決勝トーナメント、赤沼球場で交流戦を行った。能山オールスターズは決勝で秋田市選抜を5─4で下し3連覇を飾った。

 ▽準決勝
能 山0004002 6
にかほ0002000 2

 ▽決勝
能山1010210 5
秋田0003100 4

●音楽や地域の味堪能/白神感謝祭
 白神山地の世界自然遺産登録20周年を記念し、音楽のステージやノルディックウオーキングなどを楽しむ「白神感謝祭」が20日、藤里町の素波里園地で行われた。訪れた人たちは白神山地の麓で地域の食に舌鼓を打ったり、中南米生まれの打楽器・カホンの制作体験などに取り組んだりし、有意義な時間を過ごした。

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音楽や食を楽しむ「白神感謝祭」が開催(藤里町のサフォーク白神で)

●秋の演奏会、ブラスの響き力強く
 能代山本地区吹奏楽連盟(田村忍会長)の「秋の演奏会2013」は20日、能代市文化会館大ホールで開かれ、児童生徒らの合同演奏や教諭らの合唱、「合唱と吹奏楽のための楽曲『大いなる秋田』」など、息の合った旋律が訪れた660人余の聴衆を楽しませた。演奏会は、各学校の吹奏楽部や合唱部の交流を目的に毎年開催され、今回は能代山本の5小学校、13中学校、4高校、一般有志合わせて約400人が参加した。

迫力のステージが披露された演奏会(能代市文化会館で)


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