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女子学生殺害 死刑判決破棄で上告
10月21日 18時27分

4年前、千葉県松戸市で女子大学生が殺害された事件の裁判で、今月、2審の東京高等裁判所が、裁判員裁判による1審の死刑を取り消して、無期懲役を被告に言い渡したことについて、東京高等検察庁は21日、「著しく正義に反する」と主張して、最高裁判所に上告しました。

4年前、千葉県松戸市のマンションで、当時千葉大学4年の21歳の女性が殺害され、キャッシュカードなどが奪われた事件では、住所不定無職の竪山辰美被告(52)が強盗殺人や放火などの罪に問われています。
1審の裁判員裁判はおととし、求刑どおり死刑を言い渡しましたが、2審の東京高裁は今月8日、「殺害された被害者は1人で、計画性もなかった。死刑を選択することがやむをえないとまでは言えない」と指摘して、死刑を取り消し、無期懲役を言い渡しました。
この2審の判決について、東京高検は21日、「被害者が1人の事件では計画性がなければ死刑を選択できないというのは、過去の判例に違反している。犯行の方法も悪質で、死刑を言い渡さなければ著しく正義に反する」などとして、最高裁に上告しました。
裁判員裁判で言い渡された死刑判決が、裁判官だけで審理する2審で無期懲役に変更されたのは、今回が2件目です。
いずれも検察は上告していて、最高裁が今後、どのように判断するのか注目されます。

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