【ロンドン=欧州総局】17日午前のロンドン株式相場は6営業日ぶりに反落。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前日終値に比べ27.41ポイント安の6544.18で推移している。構成銘柄の7割超が下げている。
米国で債務不履行(デフォルト)回避のための法案が成立し、材料出尽くし感を背景とした売りが優勢になっている。
銀行株が全面安。バークレイズやHSBCホールディングスなどが軒並み売られている。
鉱業株も大半が下落。ベダンタ・リソーシズやアングロ・アメリカンが安い。
半導体開発のアーム・ホールディングスや建設資材のトラビス・パーキンズ、ポンプ製造のウェアー・グループなども軟調。
一方、衛星放送のBスカイBは堅調。四半期の増収と顧客増の発表を受けて買われている。
上半期増収を発表したビールのSABミラーも高い。
ファッションのバーバリー・グループや、食品・日用品のユニリーバ、携帯電話サービスのボーダフォンも上昇している。
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