◇日本オープン<第4日>
▽20日、茨城県つくばみらい市、茨城GC東C(7320ヤード、パー71)▽雨、気温14・7度、風速4・2メートル▽賞金総額2億円、優勝4000万円▽64選手(うちアマ5人)▽観衆1430人
最終ラウンドは12組24人がスタートしたが、午前8時37分に降雨によりプレーが中断。その後も天候の回復が見込めないため、同10時30分にサスペンデッドに。残りは21日に持ち越された。この大会の予備日適用は1976年(茨城・セントラルGC)、92年(茨城・龍ケ崎CC)に続いて3回目。
午前11時30分の最終組でスタートする予定だった首位の小田孔明(35)は宿泊先のホテルにプレー中断の連絡が入り、そのまま待機。プレー用のウエアを着たまま約2時間、ホテルロビーで関係者と雑談していた。翌日に持ち越しが決まると、そのまま部屋に戻った。
悲願の日本一取りへ意気込んでいただけに「本当はやりたかった。でも1日休養ができたと思って、特に練習はせずにゆっくり休みます」と、気持ちをリセット。翌日に向けては「なかなか簡単に勝たせてもらえないけれど、死ぬ気で頑張ります」と話した。 (櫛谷和夫)
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