朝鮮総連入札のモンゴル企業…活動実態ない可能性(10/20 17:41)

 競売にかけられていた朝鮮総連の土地と建物を約50億円という最も高い値段で応札したモンゴルの企業は、活動の実態がないペーパーカンパニーである可能性が高いことが分かりました。

 東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地と建物の再入札では、「アバール・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー」というモンゴルの企業が50億1000万円の最も高い値をつけました。登記上の住所となっている部屋の住人は、「会社については何も知らない」と話しています。モンゴルの税務当局によりますと、この会社の資本金は日本円で約6万円で、業務内容は「ビジネスコンサルタント」になっています。ANNが入手したこの会社の会計資料によりますと、税金や保険料などを支払った記録はなく、税務当局は「活動していない企業」とみなしています。こうしたことから、この会社がペーパーカンパニーである可能性が高まっています。

番組スペシャル動画

教えて!あの街あの情報

防災リンク集