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【プロ野球】

巨人・寺内「シリーズ男になる」

2013年10月21日 紙面から

 巨人の寺内崇幸内野手(30)が20日、日本シリーズでもチームに幸運を運ぶ「ラッキーマン」になると誓った。17日のCSファイナルステージ第2戦(東京ドーム)で、広島の絶対的エース・前田健から決勝3ランを放った男は「2番・二塁」でのスタメン出場が濃厚。2年連続日本一を懸けた大一番でも攻守に貢献する。

 「日本シリーズでもチームの中でラッキーな存在になりたいという気持ちはあります」と語る寺内は、川崎市のジャイアンツ球場で休日返上で練習。「原監督に指導してもらい、自信がついた。調子が良くなってきたと実感してきた」と活躍への意欲をみせた。

 これまで堅守で目立ってきた寺内。しかし、ポストシーズンでは攻撃でも活躍した。3試合の打率3割6分4厘、1本塁打、3打点はチームトップ。2番に最も求められる送りバントも確実に決め、今では強力打線に欠かせない存在となった。

 CSでのラッキーボーイぶりは、自らの仕事を果たした結果とみている。日本シリーズでも気持ちは変わらない。「流れが大事。次につなぐことをしていきたい」。CSでみせた本塁打だけではなく、送りバントや進塁打など役割を全うすることが幸運を呼ぶ近道と信じている。

 初出場した今季のオールスターは中日・ルナの欠場によるもの。開幕スタメンではなかったが、終盤に二塁の定位置を勝ち取った。いわば巨人版の持っている男。「エースを崩すようなことをしたい」と意気込む寺内はCS同様の活躍を虎視眈々(たんたん)と狙っている。 (川越亮太)

 

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