阪神の外れ1位候補に浮上した森友。捕手も補強ポイントだ【拡大】
さらに、他球団で森友の1位指名を公言している球団は現時点ではない。さまざまなシミュレーションを重ねる中で、森友獲得のチャンスが残されていることも判明。当初、森友の評価は「打撃力は魅力だが、捕手としては、からだが小さい」を理由に、球団内でも真っ二つに分かれていたが、現場などと意見交換した結果、外れ1位候補の方針を固めた。
森友といえば、藤浪の1年後輩。1メートル70、80キロと小柄ながらパンチ力のある打撃で高校通算41発。高校2年だった昨年は、藤浪とバッテリーを組み、春夏連覇を達成した。今夏の甲子園は3回戦敗退もその後の国体などでも活躍した。
球団関係者は「森君が入団すれば」と前置きした上で「まずは捕手としてやらせる。どうしても捕手として厳しいのであれば野手に転向させればいい」と強調する。別の関係者も「地元の選手ですし、藤浪とバッテリーを組めば夢が広がる。プロ野球は人気商売という面もある。ファンは喜ぶ」と話した。