阪神がドラフト上位候補でリストアップしている大城【拡大】
阪神が24日に行われるドラフト会議で、JX-ENEOSの左腕、大城基志投手(26)を上位候補としてリストアップしていることが20日、わかった。今夏の都市対抗野球でMVPを獲得した技巧派左腕で、即戦力のリリーフとして評価した。
来季にむけての課題のひとつに挙げるのはリリーフ投手の補強だ。福原は来季38歳、安藤は37歳。左腕も加藤は36歳で、筒井は33歳。そこで白羽の矢がたったのは社会人野球で実績を残している大城だ。
球団関係者は「左のワンポイントとして即戦力でいける」と明かした。大城は1メートル72、68キロと小柄で、直球は140キロ前後だが、キレのあるスライダー、カーブなどを操り、社会人ではレベルの違いをみせつけている。