アトピーナビゲーションプレゼンツ アトナビコラム J子のアトピー奮闘記☆

そうだ!アトピーナビゲーションに行ってみよう!


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9月23日、私は第6回大阪アトピーナビゲーション会場にいました。


今回の参加で2回目になるアトナビ。
いくらキンチョーしいの私といえども さすがに前回ほどガチガチではなかろうと思いきや、 ふと気付けばカチコチに固まっている体。


自分が壇上で発表するわけでもあるまいに なにをそんなにキンチョーする必要があるのかと、 自分で自分にあきれながらも、 そんなぶきっちょな自分が好きさ! でもとりあえずもうちょいリラックスせよ!と、 自分にアメなりムチなり与えてる間にアトナビはスタートしま した。



アトピー体験談を語ってくれるスピーカーさん一人目は、なっちゃんさん。

2ヶ月前にお会いしたときも明るくて元気な方だという印象でしたが、 お肌が格段にキレイに生まれ変わっていて 一段とキラキラ輝いてらっしゃいました。 なにより私のハートに火をつけたのが 「ズボラな私のアトピーの治し方」というテーマの 「ズボラ」部分。


ビバ☆ズボラ!ズボラに幸あれ!


アトピー完治に必要なこととして、 食事に気をつけること、 適度な運動をすること、 ストレスのない生活を送ることなどがよく挙げられますが、 「そんなこと分かっとるわい!」と常々思っていた私。


分かっちゃいるけどなかなか徹底できないのが現実ってもん。

ストレスのない生活(あるいはストレスを感じない自分)て、 「どえらく難しいことでっせ!」と鋭く突っ込みたくなるわけです。


また、アトピー族には、できない自分を責めがち、という 哀愁漂う特徴もあるので、 厳しすぎるルール、それはそれで逆効果になりかねません。


だからこそ、なっちゃんさんの「ズボラ」ということばには なんだか救われる想いがしました。

「ズボラ」でも治せる。 なっちゃんさんは「ズボラ」のカリスマやー! とまあ、前置きが長くなりましたが、 ズボラ王国の一国民としてワクワクしながらお話を拝聴しました。


そして期待以上の内容に途中でウルウル感動する場面も。

できない自分を認めてあげること、 がんばってくれてる体にありがとうと感謝すること、 体に力が入る言葉使いをホッとゆるむ言葉使いに変えること、 自分の周りの小さな幸せを探すこと、等々。


どれも気負わずにすぐにも実践できることばかりでしたが、 その小さな積み重ねが未来の自分を形作っていくんだなと、 今のなっちゃんさんを見て強く思いました。


苦しい時期を乗り越えて今を楽しんでいる 体現者のなっちゃんさんの口から語られることだからこそ、 強い説得力でもってお話がじんわりと心に深く染み込んできました。


特に、お子さんとの関わり方についてはとても胸が熱くなりました。


かゆすぎてしんどい時にまとわりついてきたお子さんを 思わず振り払ってしまったとき、 完璧なママじゃない自分のままお子さんと向き合い、 きちんと愛を伝えたこと。


「ママはかいてキレイになってんねん」と 周囲に説明してくれるお子さんたち。


「なんちゅーええ子や!!」と、いたく感動しました。

そんなお子さんなのは、 なっちゃんさんがなっちゃんさんだからだとも思いました。


素晴らしいお話をありがとうございました。


$「笑い」がコンセプトのイラスト・はんこのKESHIHAN洞



つづきまして、あるくさんのお話。


個人的にあるくさんの感性がとってもツボでして、 終始笑いながら拝聴してました。


小さい時からのアトピーをお母さんとご自身のがんばりによって 一旦は克服されながらも、 思春期に肉を偏食しすぎたり軽くグレたりしつつ(笑)、 アトピーを再発。


その後、現在にいたるまでのアトピー克服奮闘体験談でした。

まだ大学生とお若いのにとてもしっかりした ユーモアあふれるエピソードトークを繰り広げてらっしゃったので、 あるくちゃんスゴイな ー賢いなーと、 親戚のおばちゃんのように感心してしまいました。


盛りだくさんだったお話の中で一番感銘を受けたのが、 「宇宙に投げかけたものが時差を超えて自分に返ってくる」というお話。


中学校時代に友達にしてしまった仕打ちが、 高校進学後アトピーを再発したことで自分にも返ってきたという体験。


同じようなさみしい思いを経験して初めてその子の気持ちが理解できた、 アトピーにならなければこういう学びもなかったんだと語る あるくちゃんにはとても感銘を受けました。


私にもアトピーがなければ得られなかったことがたく さんあります。

アトピーのおかげでたくさんの学びと出会いがあったなーと 改めて我が身を振り返ることができました。


「考え方が血をきれいにもするし濁しもする」 あるくちゃんのこの言葉も、身に覚えがある私の心に刺さりました。


ええ!たしかに!だよね!私もそう思う!


そして一番ズバッと突き刺さったことばは 「結局ヒマだからアトピーのことを考えてしまう」という言葉でした。


ええ!ほんとうに!だよね!私もそう思う! 時間がなくて忙しくて充実してるときは アトピーのこと考える時間ないですしね。


あるくちゃん、全てをさらけ出して貴重な体験談を みんなにシェアしてくださってどうもありがとうございました。


$「笑い」がコンセプトのイラスト・はんこのKESHIHAN洞


つづきましては、我らがヒーロー・なかた先生のお話でした。

いきなり先生によるひとり芝居が始まり、 それは高校時代の本人役と不良センパイ役の一人二役を演じながらの寸劇で、 とても面白く観劇することができました。


当時のなかた先生のアトピーは、なんと、 不良センパイにからまれるストレスが原因の 「恐怖アトピー」だったことが判明。


かなり特殊な原因なので、正直あんまり参考にならんなーと思いながら 聞いてましたゴメンナサイ。


不良にからまれた友達を助けることができなかった 罪悪感を 未だに引きずっていて、 その罪悪感は現在の自分の、 誰かの助けになりたいという思いにもつながっていると語られていて いつもの明るい先生からは想像できない別の顔を見た気がしました。


自分の弱さを受け入れて、 人のために動ける強さを身につけた、 そんななかた先生だからこそ、 今たくさんの患者さんが集まってきてるんだなーと思いました。


先生が事故って大変なことにならなくて良かった!

楽しくてちょっと切ないひとり芝居をありがとうございました! $「笑い」がコンセプトのイラスト・はんこのKESHIHAN洞


最後にともよさんのお話。 今回は因果応報のお話でした。

「因果応報」というポピュラーな四文字熟語については いろんなところで語られていますが、 ともよさんの実体験に基づいた分かりやすいお話のおかげで、 頭だけでなく心で理解することができました。


「不平不満は口に出さなくても、その人の中に蓄積されて人格を形づくる」 心の中で不平不満を募らせるだけで自分の内に毒を産み出し、 それは自分に返ってくるのでしょう。


「結局のところ、病気の種は自分が蒔いている」 というお話にもとても納得がいきました。


その反面、「いい種蒔きをすれば、いい花が咲く」というのもまた真理。

いい種を蒔くためにも自分を見つめるという大切な作業を続けていこうと思いました。

ともよさん、ありがとうございました。


$「笑い」がコンセプトのイラスト・はんこのKESHIHAN洞


以上が、J子によります今回のアトナビレポートです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

来月のアトナビも楽しみしてまーっす!




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