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　日本で販売されるＣＤは、週間ヒットチャートを意識して水曜日の発売が多い。代表格のオリコンの場合、月曜から日曜日までの売り上げなどを基にランキングが作られる。ただ、月曜発売にすると店舗への入荷は前週末となり、フライング販売される恐れがある。そのため、週明け出荷の水曜発売となるケースが多いといわれる。

　オリコンの１１月第１週は４～１０日が集計期間。ガガの新作が当初予定通り１１日発売だったら、赤西の発売１週目とかぶらなかった。欧州と同じ８日なら、赤西に２日のアドバンテージがあった。しかし、それが完全にバッティング。

　しかも、ガガの今回のアルバムは、日本盤だけに３曲のボーナストラック、付属ＤＶＤにはスペシャルインタビューが収録されるなど、海外盤と比べても圧倒的なボリュームとなっている。

「ジャケットは世界的に著名な彫刻家のジェフ・クーンズが手掛けています。ジェフの作品はオークションで約３３・７億円で落札されたほど世界的に超人気。アーティストを手掛けるのはマイケル・ジャクソン以来のことで、注目されるでしょう」（同）

　前作のアルバムセールスは約１６０万枚。過去のアルバムも軒並みミリオンを達成しているため、今回もミリオン突破は確実とみられる。

　ユニバーサルは本人の来日プロモーションまで調整しているという。現在のところラブコールを送っている段階だが、ガガが来日すれば、話題をすべて持っていかれることは必至。売り上げどころか話題まで惨敗となれば踏んだり蹴ったりだろう。一度ならずとも二度も大物アーティストとかぶった赤西は、運から見離されているとしか言いようがない。

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