ソフトバンク秋山監督が20日、来季の雪辱を目指すこの秋の新たなテーマとして、ナインの“姿勢改善”を掲げた。今後は立ち姿や歩き方などから正しい姿勢を意識させ、飛躍につなげることが目的だ。さっそくこの日は、武田と吉本の若手コンビに空手の正拳突きやウォーキングを行わせ、姿勢と体の正しい使い方を伝授した。
秋季練習第2クール初日となったこの日、三塁側ベンチ付近で珍しい光景が繰り広げられた。秋山監督が高卒2年目投手の武田と吉本に空手の正拳突きをさせると、次は背筋をピンと伸ばしてのウォーキング命じた。
いったい何のための練習なのか。秋山監督はこう話した。「(股関節などの)下半身がうまく使えないと力が伝わらないしな。オレなんかも若いときは思いっきりスイングをしてボールを飛ばしてたけど、その横で田淵さんが軽く振ってスタンドにポンポン入れていた。いくらトレーニングで筋肉を付けても、動きに連動させないと意味がないだろ? それこそ普段の歩き方とかからも意識しないとな」
これを受けて小川ヘッドコーチは「技術練習をやらせるにしても、まずは姿勢や歩き方の話をしてからのほうがいいという話が監督からあった。グラウンドを見渡しても、結果を残している人は立ち姿がきれい。姿勢から意識してやっていかないといけないということ」と説明した。
この秋の新テーマとして「正しい姿勢」を掲げた秋山監督が、いい見本としてあげたのがプロゴルファーの姿勢のよさだ。「プロゴルファーは歩き方がしっかりしている。だからスイングでも軸がぶれない」。いくら細かい技術面を向上させたり、トレーニングで筋力をつけたとしても、それを動きに連動させることができなければ効果を発揮しない。そのためにも大前提となってくるのが、一流の証でもある「正しい姿勢」というわけだ。
今の若手は猫背気味になっている選手が多いという。姿勢を正すことで「パフォーマンスの向上にもケガ防止にもつながる」(球団スタッフ)。武田、吉本は第1弾。首脳陣は今後も徹底させていくつもりとのことで、モデル並の姿勢、歩き方になった鷹ナインが来季こそはV奪回する。
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