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【大リーグ】

田沢がPS初勝利 7回窮地で昨季三冠王斬り

2013年10月21日 紙面から

◇ALCS第6戦(19日・ボストン)レッドソックス5−2タイガース

 昨季の三冠王カブレラの天敵がまたも真骨頂を見せた。田沢純一投手(27)は1−2の7回2死一、二塁から4番手で登板。カブレラを95マイル(約153キロ)の外角直球で遊ゴロに抑え、役割を果たした。

 強い球足の打球は二遊間へ。「ショートがうまく取ってくれた」とドルーへの感謝も忘れなかったが、「逃げるのは嫌だったので、攻めた結果がああなった」と田沢。第3、5戦に続き、強気の直球勝負で三度もア・リーグ一の強打者を打ち取り、力強く右拳を握ってみせた。直後の攻撃で味方打線が逆転に成功したことで、ポストシーズン(PS)での初勝利もゲット。リーグ優勝を決める重要な試合での大仕事に「2球しか投げてないですけど、勝ちが付いてよかった」と白い歯を見せた。WSでも貴重な中継ぎとして活躍が期待される右腕は「(これまでと)変える必要はない。一戦一戦しっかり戦うってことです」と頼もしかった。

 

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