【シリコンバレー=兼松雄一郎】米半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が17日発表した7~9月期決算は、最終損益が4800万ドル(約47億円)の黒字(前年同期は1億5700万ドルの赤字)に転換した。パソコン向け半導体は落ち込んだが、ソニーや米マイクロソフトの新型家庭用のゲーム機向けに画像処理半導体が採用され、収益改善につながった。
実質1株利益は0.04ドルとなり、市場予想0.02ドルの2倍の水準。売上高も15%増の14億6100万ドルと予想を上回った。ただ、AMDの株価は時間外取引で大幅に下がった。売上高の過半を占めるパソコン向けの需要がタブレット(多機能携帯端末)やスマートフォンに押され、個人向けを中心に依然として低調なのが嫌気された。
AMD、マイクロソフト、アドバンスト・マイクロ・デバイス、ゲーム機向け、ソニー
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長期金利(%) | 0.615 | -0.010 | 18日 16:34 |
NY原油(ドル) | 100.81 | +0.14 | 18日 終値 |
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