2013年10月18日09時28分
【ニューヨーク=畑中徹】インターネット検索最大手の米グーグルが17日発表した2013年7~9月期決算は、増収増益だった。主力のネット広告事業が引き続き好調だった。売上高は前年同期比11・9%増の148億9300万ドル(約1兆4590億円)で、四半期としての過去最高をぬりかえた。純利益も同36・4%増の29億7000万ドル(約2910億円)に伸びた。
ネット検索に連動する広告から得る収入が好調さを維持しているほか。同社の基本ソフト(OS)アンドロイドを使うスマートフォンの販売拡大も追い風だ。
ただ、スマホ事業を強化するために、昨年買収した通信機器大手モトローラ・モビリティ部門は約36%の減収だった。グーグルはモトローラの買収で自らハード機器事業に乗り出したが、軌道に乗るにはなお時間がかかりそうだ。
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