【オリコン】『半沢』ブームいまだ健在　第3弾『ロスジェネ』が3週連続首位

『半沢直樹』シリーズ第3弾となる『ロスジェネの逆襲』（原作・池井戸潤）

　池井戸潤原作の『半沢直樹』シリーズ第3弾となる『ロスジェネの逆襲』（2012年6月28日発売・ダイヤモンド社）が10/21付のオリコン“本”ランキングBOOK（総合）部門で、週間6.8万部を売り上げ、3週連続の首位を獲得した。累積売上部数は54.6万部を記録し50万部を突破した。

『半沢』第1弾原作本が100万部突破

　今年に入って3週連続で首位を獲得したのは、近藤誠氏『医者に殺されない47の心得』（アスコム）、村上春樹氏『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』（文藝春秋）、百田尚樹氏『海賊とよばれた男上』（講談社）に続き、同作が4作目。文芸作品が3作も同記録を達成するのは、ランキング開始以来初で、人気ぶりが伺える結果となった。

　そのほか、毎日新聞に連載されている西原理恵子氏の人気子育てコミックエッセイ第10弾『毎日かあさん10 わんこギャル編』（毎日新聞社）が、2位でシリーズ最高位を記録。サッカークラブの代表となり運営や試合の采配などを行う人気のゲームソフト『サカつく」こと「プロサッカークラブをつくろう！」の最速攻略本『サカつくプロサッカークラブをつくろう！ プレイングガイド』（KADOKAWA）が6位に初登場している。