■千島土地社長・芝川能一さん(65)
【諏訪和仁】――大阪市中心部の川に身長9・5メートルのラバー・ダックを展示していますね。狙いは?
「街おこしの一環で、大阪の官民で水辺をもっと生かそうと開いている『水都大阪フェス』に貸し出している。現代アートとして展示しているが、結果的に客寄せパンダになっている」
「きっかけは2009年に官民で開いたイベント『水都大阪』。準備から関わっていたが、途中で大幅に予算が削られ、水辺に親しむような仕掛けがほとんどできなくなった。それなら、自分たちで何かできないかと、ラバー・ダックを思いついた」