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今回のブログは『ペットの歯石取り|無麻酔を売りにしている獣医師とセラピストにはくれぐれもご用心!!』を編集再掲したものです。
とても大切な内容なので、世間の認識が変わるまで毎月配信していきたいと思います。
最近、飼い主さんの心理を巧みに利用した無麻酔歯石取りビジネスが横行しています。
これは、美観目的のペットビジネスであり、健康とは全く関係が無いので、はっきりと区別されなければなりませんし、そのことを飼い主さんにきちんと説明する義務があると思います。
無麻酔で喜んでいるのは、無麻酔は健康に良さそうと勘違いしている残念な飼い主と、麻酔に自信の無い藪獣医者、無資格違法セラピストだけです。
大切なワンちゃんや、ニャンちゃんの健康を守るために、無麻酔を売りにしている獣医の診察や違法セラピストのハンドケアはいくら安くても絶対に避け、診察は麻酔をかけて歯をしっかり診てくれる近所の獣医さんへ行くようにしましょう!!
●無麻酔で歯石を取る獣医師、セラピストの皆さんへ
麻酔無しで歯周病の治療を行うのは、まさに拷問並の苦しみです!見えている範囲のみの歯石除去は、あくまでも美観目的の処置と飼い主さんへ、歯周病治療は歯科受診を勧める事を周知徹底して下さい。
実際に治療をしなければならない場所は、麻酔をかけなければ決して触ることが出来ない歯周ポケットの奥深くだったり(歯肉縁下)、場合によってはハグキを切開して大掃除をしなければならないこともあります。
このワンちゃんの歯を見ていただければ分かるように、 歯石が歯の根の方にもべったりとこびりついて黒く変色していることが分かると思います。
この部分を除去しない限り、ハグキの炎症は治まらず、歯を支えている骨が歯周病でみるみる溶けてしまうのです。
歯を支える骨が溶けて無くなると、歯はハグキの繊維にくっつくのみになります。
自然と抜け落ちれば楽なのですが、炎症を起こしたハグキに埋もれてしまっており、かむ度に歯がハグキの中で動いて強く痛みます。
こうなってしまった歯は、外科的に麻酔 をかけて除去するしか治療する方法はありません。
見た目だけ歯がきれいになっても病気は進行するので、中途半端な治療で飼い主を満足させる行為は慎んで頂きたいです。その後きちんと歯科受診を勧めて下さい。
ワンちゃんやニャンちゃんは、小さな子どもみたいなものだから、侵襲の大小にかかわらず病院に行ったら麻酔で鎮静をかけてもらった方が幸せだと思います。人間よりも体がかなり小さいので、薬剤投与はとても慎重に行わないと、麻酔が深くなりすぎて心臓も止まってしまう、いわゆる「麻酔死」が起きてしまいます が、吸入麻酔だったら呼吸で自由自在に麻酔深度が調節できるので安心です。
簡単便利な嗅ぎ注射器なら、小さくてどこにでも持って行くことが出来、写真のようにペットを人間の歯医者さんで治療をしてもらうことも可能です。
中途半端な処置でその後トラブルがあってもイベント出張のエステティシャンは、一切責任を取らないでしょう。
大切なワンちゃんや、ニャンちゃんを守るために、無麻酔を売りにしている獣医の診察や違法セラピストのハンドケアは絶対に避け、診察は麻酔をかけて歯をしっかり診てくれる近所の獣医さんへ行くようにしましょう!!
●ワンちゃんの診療に麻酔が必要な6つの理由
1. ワンちゃんにとって、医療行為は強いストレスで恐怖なわけで、人に触れられることがトラウマになってしまうから
2. 痛みを感じずに済むのできわめて人道的だから
3. 痛みのストレスで不整脈が起こるから
4. 暴れて診察台から落下してケガするから
5. 眠っていてもらった方が、診療のクオリティー格段に上がるから
6. 噛みつかれてしまうから
● 2013/9/17、無麻酔で歯石除去を行っている、獣医師、セラピストに質問メールを送りましたが、未だ返答がありません。よほど都合が悪いのでしょうか。向こうにも言い分があるでしょうから、返答が有り次第追記しますから、是非とも反論してください。
嗅ぎ注射器の構造や、用途についてより詳しく知りたい方は、下記ご参照ください。
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