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石破氏 TPP交渉は党の決議踏まえる10月19日 15時47分
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自民党の石破幹事長は大分県別府市で農業関係者らと意見を交わし、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉について、コメや麦など重要5項目を聖域とした党の決議などを踏まえ、国民の理解を得られるように交渉を進めることを政府に求めていく考えを強調しました。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、自民党はコメや麦などの重要5項目を聖域とした党の決議などを前提に、交渉の全体状況を見ながら関税を撤廃できる品目がないか検討し、来月中旬をめどに意見をまとめたいとしています。
これについて、自民党の石破幹事長は、大分県別府市で開かれた農業関係者らとの意見交換会で「交渉の対象となる品目は何百もあり、それぞれにいろいろな人たちが従事し、いろいろな産業が成り立っている。その実態を検証しないまま交渉するのは極めて無責任だ」と述べ、理解を求めました。
そのうえで、石破氏は「重要5項目の関税を取り払うような交渉はしないし、全体を見れば『自民党は公約を守った』と言ってもらえるように進めたい」と述べ、重要5項目を聖域とした党の決議などを踏まえ、国民の理解を得られるように交渉を進めることを政府に求めていく考えを強調しました。
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