シリア情勢17
Posted: 2013.10.12 (Sat) by スーリヤ in 国際情勢
シリア内戦で露骨に反政府軍寄りの発言を繰り返していた人権団体さえも、反政府軍の犯罪を隠せなくなった。ロイターが報道。アメリカの反政府軍に対するスタンスが変わってきたのか? それとも、悪いのは全てアルカイダのせいにして、自分たちが支援しているのは「良い反政府軍」と言いたいだけか?
ノーベル平和賞は毎年政治的すぎると物議を醸すけど、今年はもう苦笑するしかない…
[ベイルート 11日 ロイター] - 人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は11日、内戦が続くシリアで、反政府勢力が8月にラタキア県で攻勢をかけた際に、女性や子供を含む少なくとも190人の民間人を殺害し、200人以上を拘束していたと発表した。
同団体によれば、反政府勢力による人道に対する犯罪の証拠が見つかった初めてのケースだという。犠牲者の多くは、反政府勢力がラタキアの政府軍や周辺の村を制圧した際に処刑されたとみられる。
シリア政府はHRWに対し、2年半に及ぶ内戦が始まって以来初めて同国内への立ち入りを許可していた。HRWは現地調査を行い、反政府勢力による一連の虐殺行為を確認した。中には家族全員が処刑されたケースや、逃走を図ったところを射殺されたケースもあったという。
HRWによるとラタキア攻撃の組織、計画、実行などに関わったグループは、アルカイダ系の「アルヌスラ戦線」や「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」など5つの組織。欧米諸国が支援する自由シリア軍がどの程度関与していたのかは不明。
「反政府勢力による人道に対する犯罪の証拠が見つかった初めてのケース」…よく言うよ… 昨年5月のホウラの虐殺事件も反政府軍の犯行とバレているし、公開処刑、首切り、人肉食…膨大な数の犯罪を示す動画(自らアップしている)や証言があるのに。
このラタキアの事件で拉致された子供たちが、ゴータでの化学兵器偽旗作戦の被害者として動画に映っていると、早くから言われていたし、キリスト教修道女が、詳細なレポートを国連に報告済み。→ただし、その後報告書がどう扱われたかは不明。
ロイターの最後の一文など、反政府軍支援国の記事ならでは。
シリアについて何も書けなくなったことを「もう誰も関心を示さなくなった」と他人のせいにしている“似非”軍事ジャーナリストよりも、こうして市民の目からシリア情勢について書き続けていらっしゃるスーリア氏に共感しております。
しかし現在のように情報が入らないときにこそ発信するのがジャーナリストではないのかと思います。誰かに言わせると「テレビ出演で多忙」ということですが、9月以降の出番ってどんだけあったのかな? コメント(文字)採用も「出演」ということなんでしょうか? いずれにしてもにしてもテレビ出演で多忙ということらしいです。 ああいうのはマスコミじゃ「捨て駒」なんでしょうね。「いやいやテロリストを『正義だ』って言ってたのは黒井さんですから」ってね。
例のコメント欄では「一ヶ月間の書き込みを自粛する」とか言っておきながら、17日に堪えきれず「匿名」で投稿していたので、もしやと思えばやはりこちらにも。さらに同日、阿修羅でもコメントで登場するも、あえなく撃沈。黒井文太郎の名のあるところに「道楽Q=ダイナモ」あり。
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/171.html?c14
そして本日、「匿名」に書き換えるのを忘れたのか、自爆(爆)。今まで複数ネームで書き込んでいたことを自分でバラしちゃいました(ワハハゲラゲラ)。本人も入力ミスが多いことを認めているけど、これは致命的。わざわざ自爆してくれなくても、最初からわかってたけどね。
2013.10.20 (Sun) | オレもフミフミかも? #- | URL | Edit