「フロント入り」ナベQに西武が期待する裏の任務
2013年10月20日 11時00分
5年連続V逸の責任を取り、今季限りでの辞任を発表したばかりの西武・渡辺久信監督(48)が17日、球団本部シニアディレクター(SD)に就任するという異例の人事が西武球団から発表された。
渡辺監督はこの日、埼玉・所沢市内で後藤高志オーナーに今季の報告と退任のあいさつを行った。その席で後藤オーナーは「6年間本当によくやってくれた。引き続きライオンズの発展に力を貸してもらいたい」と述べ、渡辺監督のフロント入りに言及した。主な仕事はアマチュア球界や海外のプロ野球などを幅広く視察し、球団に提言するというものだが、球団内では“裏の任務”も注目されている。
それは球団周辺で「FAストッパー」とささやかれているように、今オフから来オフにかけて最大6人もの主力が流出の危機を迎えるFA選手の引き留め任務だ。
今季中に国内FA権を取得しオフの去就が注目されている涌井秀章投手(27)、片岡治大内野手(30)の引き留めは球団にとって来季の戦力構想を左右する差し迫った課題。さらに来シーズン中には炭谷銀仁朗捕手(26)、岸孝之投手(28)が国内FA権を取得し、オフには3年契約の切れる中村剛也内野手(30)、同じく2年契約の切れる主将・栗山巧外野手(30)の去就問題と難題が山積している。
近年、強化されるコンプライアンスに締め付けられ、息苦しい思いをしている現場はとかく球団側に悪感情を抱く選手が多く、中には自身のFA権取得日を指折り数える選手もいる。今回のナベQフロント入りの意図は多分にその緩衝材、交渉役が期待されており、自身が二軍監督時代から延べ10年間にわたって育て上げた6人の主力の流出を可能な限り阻止する重責がその任務の全てと言っても過言ではない。
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