2013.10.20 05:03(3/3ページ)

阪神・鳥谷、小久保ジャパン“キャプテン候補”に

新生・侍ジャパンを指揮する小久保監督

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 また、選手村でも連日早朝のウエートトレなどを欠かさず、若手の見本となっていた。言動ともにキャプテンとして素質は十分。若きジャパンの“侍大将”として、チームをまとめる候補の1人となったわけだ。

 球界関係者は「今後、NPB、小久保監督、候補選手と所属球団らで話をして、最終的にメンバーを決めていく」と語った。日本シリーズ終了後にも、正式発表となる見通しだ。鳥谷本人の意向が最優先されるもようだが、再び日の丸を背負う姿を、ぜひとも見たい。

 3月8日、2次ラウンドの台湾戦(東京D)では、1点ビハインドの九回二死、決死の二盗に成功。井端の同点打を呼び込み、延長戦で台湾を下した。10日のオランダ戦では「1番」で出場し、自身初安打となる先頭打者弾でチームを勢いづかせ、16点の猛打で米国行きを決めた。また現地時間17日の準決勝プエルトリコ戦(AT&Tパーク)でも、八回に追撃となる中越え三塁打を放った。準決勝で敗退したが、鳥谷は7試合すべてに出場し、15打数4安打(打率・267)、1本塁打、2打点だった。

(紙面から)