2013.10.20 05:03(2/3ページ)

阪神・鳥谷、小久保ジャパン“キャプテン候補”に

新生・侍ジャパンを指揮する小久保監督

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 虎の主将・鳥谷が、新星侍ジャパンでも“キャプテン候補”になっていることが、明らかになった。

 「全員が若手ではない。(代表)経験者が1、2人いた方が締まる」

 CSファイナルステージ、楽天-ロッテ第3戦のテレビ解説のためKスタ宮城を訪れた小久保監督が“オーバーエージ枠”採用について語った。初陣となる11月の台湾との親善試合は、26歳以下からのプロアマ混成チームで臨む予定。すでにNPBと各球団ですり合わせが行われており、ヤクルトの最多勝ルーキー小川や日本ハムの中田、阪神からは松田、今成、秋山らが候補に名を連ねている。そんな若いメンバーのなか、球界関係者の話を総合すると、鳥谷もリストアップされていることが判明。阪神球団幹部もサンケイスポーツの取材に「入っている」と認めた。

 今年3月に開催された第3回WBCで日の丸デビューした鳥谷は、本職ではない二塁手、三塁手としてチームに献身的に貢献。2次ラウンドの台湾戦(東京D)では1点を追う九回一死から四球を選び、二死後に二盗。井端の適時打で同点のホームを踏み、“黄金の足”といわれた。翌日のオランダ戦でも先頭打者弾を放つなど大活躍し、3大会連続の決勝ラウンド進出に貢献した。

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