左腕不足の阪神が、前楽天の星野をトライアウトで注視する【拡大】
今年の目玉となりそうなのは、前ロッテの吉見だ。横浜時代から先発、中継ぎとして活躍。10年途中にトレードでロッテに移籍し、3年ぶりの完封など6勝7敗、防御率5・50と、クライマックスシリーズ進出に貢献。球団首脳は「吉見もトライアウトを受けると聞いている」と情報を入手していることを強調した。
さらに、前楽天の藤原や、同じく前楽天の変則左腕・星野らも現役続行を希望しており、今後、調査を本格化させるつもりだ。
「左投手は何人いてもいい」と別の幹部も力を込める。環境が変わることでポテンシャルを呼び戻す選手も多い。加藤に続く発掘が出来るか。球団フロントは和田監督ら現場と意見交換し、ターゲットを絞っていく。
(紙面から)