「家族が食うために。」  その一心から始めた「逆転のドラマ」がありました。

『働かざる者、食うべからず』…なんて言葉がありますね。

おそらく心無いブログコメントだったのでしょう。
これに大層お怒りの書き込みを観ました。


私も同様に、これがいろんな人を傷つける言葉であることは知っています。

おそらくこの言葉を世の中に生み出した人が、
「世の中の厳しさ」を説きたかったのでしょうが、 私ならこう言い換えたでしょう。


『働かないと、食ってゆけなかった。』


(少し、意味が違ってきますが)

くれぐれも、「他人へ説教」ではありません。 体験からの言葉です。
随分と昔、職にありつけない一時期の、我が家の奮闘はブログにもあるとおり。


先ず、「収入が途絶える」の原因に凄まじい「理不尽」。 そりゃ悔しかったものです。
そしてその「収入が途絶える」ことに対し、誰も助けてはくれない。 

当然だと受け止めました。 だから頑張りました。

親・夫の私は、妻子を食わせてゆかなばならない責任があります。 
苦境の現実と向き合う中、
仮に (苦境に)「なろうと思ってなったわけじゃない」 と声高に叫ぼうが、
「働かざる者、食うべからず!」 と、天(世の中)から突き付けられた現実に、誰も手を差し伸べてくれるわけでもありません。 

公的支援もない。親族の支援もない。
体も万全じゃない。
それでも泣いていられなかった。
そこで止まっていては、完全に「干上がる」だけだった。

実際、「干上がった」。
自転車のハンドルを握るその先に、「このまま突っ込めば…」とよぎったこともあった。
自身の「逃げ」じゃなく、保険金です。

追い詰められていました。
何としても家族を食わせてゆきたかった。


「広宣流布の祈り」・・・と申しますが、
「叶う」の要諦は、そこに尽きます。 (拙ブログでも何度も書いたとおりですが)

※クリック  ご参考に。
【 “時”なる今とともに。 〜その覚悟が定まったとき、自身の宿命を突き動かすことができる。】  



切羽詰まった崖っぷちには、目の前の苦境はそりゃ大きいものです。


経済苦境なんぞ、働けばなんとかなる。
しかし、その「働く」こと自体、容易ではありません。


「(困ってるんなら)働けよ」 ともいうべき 「働かざるもの、食うべからず」 に、
「更なる現実」があることも痛いほど私は知っています。

だが、それを許してくれない現実もあるんだ、と。


大勢の 「働かないと食ってゆけいない人」 がいます。
先のお怒りの方に、こうした人の気持ちも察していただければありがたいと思います。



なお、誤解なさらないでいただきたいのですが、
私は「必要とされる方々」に対するセーフティーネット(生活保護制度)は当然必要だとは思っています。

ただ、 「好きで働かないわけじゃない」 との言い分があるとすれば、
私も好んでそういう (仕事が見つからない)状況じゃなかった。 

身体ハンデにも苦しんでいたからね。


それでも、誰も助けてくれない中、「家族を支えなきゃ」という現実を背景に、理不尽な苦境と戦ってきた。
このことだけは、かのブログ主氏には分かってほしいところ。



これらは、ブログ村でのある記事タイトルへの感想なのですが、
残念ながら、そのタイトルだけで消去されていますね。

ご本人も「これはまずい」と思ったのでしょう
でも私は、その過激なタイトルの「その先」をじっくり読んでみたかった。


※ちなみに、当該記事、およびブログ主さんとコメント主との「騒動」に、私は一切関与していません。


 ◇ ◇ ◇


世の中に、 「公平」という権利概念があります。

ここで多少なりと誤解を招いていることがあって、
それは、 「結果の平等」ではなく、 「機会の均等」だということです。

実はこれをまもり、そして「スタートの平等」にリセットすることが、政治の役割。


しかしながら人生というものは、どうしようもない現実にぶちあたります。
「機会の均等」では救いきれないことたち。

生まれながらのこと、生まれたあとのこと…、 さまざまな理不尽に突き当たる。
これを仏法では宿命(宿業)と説く。


「気休め」ではなく、本気で取り組む「リセット」。
それが仏法での役割。


その逆転のドラマを創るのは「我々」です。



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(追記)

残念ながら、拙記事にクレームがついたようです。
仕方なくクレーム対応記事(←クリック)を書かせていただきました。

読んでいただければお分かりいただけるとは思います。
もとより騒動に発展させるつもりはありませんが、
「言論の世界」でもありますし、
もし、「京阪、お前に落ち度はないよ」とおっしゃって頂けるのであれば、
下記クリックにてご投票いただければ、まことに幸いの極みでございます。

はた京阪・拝


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