河野談話の白紙撤回を(1)
産経慰安婦「大スクープ」の反響…橋下氏ら一部は評価も、他紙や安倍政権は「黙殺」や「ノーコメント」、韓国マスコミは反発
ソース(J-CAST) http://www.j-cast.com/2013/10/18186655.html
産経新聞が2013年10月16日付朝刊で、特大の「スクープ」記事を発表した。「河野談話」(1993年)の根拠となった日本政府による元慰安婦女性への聞き取り調査が、ひどく「ずさん」なものだったと指摘したのだ。
「河野談話の正当性は根底から崩れた」と産経は高らかに主張する。橋下徹大阪市長ら一部政治家からは拍手が上がるが、他紙はほぼ黙殺、閣僚たちも事実上「ノーコメント」だ。
■大々的に「価値」否定
写真=大々的に「慰安婦」報じた10月16日付産経新聞
http://www.j-cast.com/images/2013/news186655_pho01.jpg
「証言者たちは傷あとを見せ、覚えている日本の歌を歌い、時に涙することはあっても、激高せず、きちんと体験を伝えようとした。 『何十回も話したからもう話したくないが、調査だというので来た』と言った人もいて、正確に日本政府に伝えることで、一日も早い解決 に結びついてほしいと願っているようだという」
これは1993年当時、朝日新聞が報じた問題の「聞き取り調査」の模様だ(7月29日夕刊)。16人の元慰安婦女性への聞き取りは5日間にわたって夜まで行われ、オブザーバーとして参加していた福島瑞穂氏も政府側担当者の真剣さ、誠実さを高く評価している。この結果 も踏まえ、当時の河野洋平官房長官は、元慰安婦に謝罪するとともに徴用の「強制性」を認める「河野談話」を発表することになる。
しかしそれから20年、産経新聞はこの調査を全面的に断罪した。独自に入手した当時の報告書を検証した結果として、
(1)氏名や出身地が不明瞭であるなど、証言者の身元すら曖昧な例が少なくない
(2)証言の内容も、韓国側の調査などと一致しない部分がある
(3)慰安所がなかった地域で働いたとの証言や、担当者による事実誤認などが掲載されているなど、裏付けが不十分などと不備が多いと指摘し、このような調査結果では「歴史資料としては通用しない」と斬って捨てる。産経では、この聞き取り結果こそが「強制性」を認めたほぼ唯一の根拠だとしており、その信頼性が崩れた以上、河野談話はもはや成立しないと主張する。
■証言には聞き取り調査前から疑問の声
記事は計4面にわたって掲載され、文字数は1万を超える超特大記事だ。産経新聞の力の入れぶりがうかがえる。以前から聞き取りの「証拠能力」を疑問視する声は少なからずあった。そもそも調査を行う以前から、「証言の『信憑性』の問題が生じる」(朝日、93年3月24日朝刊)として、政府は実施そのものに難色を示していた。河野洋平氏自身、「証言には間違いがある」との指摘が当時からあったことを認めている。今回の報道は、こうした指摘を新出資料から「蒸し返した」形だ。
各界の反応は分かれた。菅義偉官房長官の16日会見では、産経記者からたびたび質問が飛んだが、菅官房長官は談話を引き継ぐ立場を繰り返すとともに、談話の根拠について、「当時日本政府としては、政府文書の包括的調査や韓国で実施した聞き取り調査などを行ったものと、そうしたことについては承知しています」との認識を示した。産経の「聞き取りのみが河野談話の根拠」という主張に釘を刺した格好だ。岸田文雄外相も18日、同様の見解を述べている。
一方、かつて「慰安婦発言」で論争を呼んだ橋下市長は、「きちっとあのような事実は報じてもらいたい」と評価し、各社による積極的報道を促した。自民の高市早苗政調会長も、産経の取材に「大変残念だ」などと「ずさんな調査」を批判したという。維新の中山成彬衆院議員は記事への賛同をツイッターでつぶやき、河野氏に対し「釈明」を求めた。
■韓国紙「当時の教育水準の低さ考慮すべき」
産経記事では新聞各紙のこれまでの慰安婦報道も「検証」、産経のみが一貫して「正しい」報道をしてきたと主張し、特に朝日新聞などに対しては「誤報」で誤解を広めたとして批判している。しかし産経の報道を、各紙はほぼ黙殺している。わずかに毎日新聞が、前述の菅官房長官会見に触れたのみだ。
逆に韓国紙は「河野談話を無力化しようと攻勢」(朝鮮日報)、「日本右翼言論が大々的に報道」(京郷新聞)などとこぞって大きく取り上げている。このうち左派系紙「ハンギョレ」は、報道の内容を「詭弁」とした上で、報告書の「曖昧さ」については、「当時の朝鮮人女性は9割が文盲であり、こうした高齢女性に何十年も前の経験を聞くということの『限界』と見るべきだろう」と擁護した。産経新聞は、こうした反応も盛んに取り上げるなど、連日「慰安婦キャンペーン」を続けている。
(終わり)
先ずこの河野談話と私の関わり合いから始めます。私の過去のブログにはこの下記のサイトがいつも貼られていましたが、現在は存在していないようです。
この河野談話の白紙撤回を求める活動が、ブログに記事を書くだけではなく、街頭に飛び出して他の団体と共闘する最初のきっかけとなったものでした。それを過去ログから紹介しておきます。
「ブログ 極右評論の瀬戸弘幸氏」と「ブログ この国は少し変だ!の私 よーめん」の呼びかけで「河野談話の白紙撤回を求める署名活動」を「主権回復を目指す会」主催でネットとリアルの両方による全国規模の活動を行う事になりました。
署名サイトをご覧頂くとお分かりのように、各方面の有力者の方々に賛同者となって頂きました。今後、この輪を広めて行き大国民運動にして行きたいと考えています。
河野談話の弊害は皆様方もご周知のように、先日も米国下院議員マイク・ホンダの従軍慰安婦謝罪決議案など、今も執拗以上に日本政府に謝罪・賠償を求めるな どの反日運動の原因の一つになっており、それが100%正しい物であるならともかく、軍や政府による組織的な強制連行など明らかに証拠の存在しない物まで 認めてあるなど、世界(特に特定亜細亜諸国)等らの追及の材料になっています。
そこで我々ネット有志らが一つになり。この河野談話の完全撤回(または一部撤回)を首相に求める署名活動を行います。
〔引用終了〕
http://youmenipip.exblog.jp/5630843
この「河野談話」については、今更申し上げることはないでしょう。多くの方が、同じような気持ちを抱いて来たのではないかと思います。ここでは、この署名活動に至る経緯を先ずお知らせします。
よーめんさんは『新しい風を求めてNET連合』の同志であり、またミクシィにおいてはマイミクとなって、互いに日本の将来を語り合ってきました。
よーめんさんと『河野談話の白紙撤回を求める』サイト管理人氏の二人が、私の事務所においでになって、この構想をお話しされた時は、丁度私に対して維新政党・新風から「参院選挙出馬」の打診があった頃でした。
私はこのような活動には大賛成でしたが、「自らの選挙活動に利用するつもりでは…?」との批判が起きることを恐れ一旦は断りました。しかし、よーめんさん達の意思は固く、「例えそうであっても一緒に行動しよう」と呼びかけてくれました。
呼びかけ人になることに同意した私達は、先ず誰にこの活動の責任者となって頂くかを話し合い、最先鋭の行動派である『主権回復を目指す会』の西村修平代表にお願いすることにしました。
私はその時はまだ西村氏とは面識はありませんでしたが、弟子の有門大輔(NPO外国人追放運動代表)が、主権回復を目指す会のメンバーと親しく交信しており、その関係から活動については聞いておりました。
私は行動派の人間が大好きで高く評価していましたので、西村氏に責任者になって頂くことになりました。私はその後、新風からの出馬が決まり、そちらに忙殺されることになったため、この立ち上げには余り関われなくなってしまいました。
多くの賛同者を得たことをよーめんさんからお聞きして、非常に感謝申し上げたいと思います。これも、西村氏の各方面への働きかけとよーめんさん達のお働きの成果であると思います。
今回、私などは本当に何もお手伝い出来なかった事を恥ずかしく思っています。西村氏とは事務所も近くだったので、先日お会いしました。
二人とも「我々に残された時間は少ない」という点で意見が一致しました。
もう「やるしかない!」ということで、酒を飲み交わしながら憂國の談義に時間も忘れ遅くまで語り合いました。
【代表】
西村修平:主権回復を目指す会代表
http://homepage2.nifty.com/shukenkaifuku/
【賛同者】
鵤 卓徳:「日本再生ネットワーク」代表
http://homepage2.nifty.com/ikaruga/new_page_9.htm
栗原宏文:「日本メディアリテラシー研究会」代表、元愛媛大教授
http://medialiteracy.blog76.fc2.com/
古賀俊昭:東京都議会議員
http://www.geocities.jp/koga_hino/
酒井信彦:「日本ナショナリズム研究所」代表、元東大史料編纂所教授
桜井 誠:「在日特権を許さない市民の会」会長/「東亜細亜問題研究会」代表
http://zai.japan.aikotoba.jp/rinen.html
土屋敬之:東京都議会議員
http://www2u.biglobe.ne.jp/~t-tutiya/
中嶋文雄:「静岡レコハウス(株)」代表取締役社長
西村幸祐:ジャーナリスト
http://nishimura.trycomp.net/
沼山光洋:「靖國会」事務局長
http://www.kitanet.ne.jp/~ars/yasukuni.html
野村旗守:ジャーナリスト
博 士:政治ブログ「博士の独り言」 主宰
http://specialnotes.blog77.fc2.com/
細川一彦:ウェブ・ライター
http://homepage2.nifty.com/khosokawa/index.htm
増木重雄:「百人の会」事務局長
諸橋茂一:「河野談話の取り消しを求める裁判」原告代表、「(株)KBM」代表取締役
吉田康一郎:東京都議会議員
http://k-yoshida.jp/
有門大輔:政治ブログ「侍蟻」主宰
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/
素晴らしい方々の賛同を受けて、始まることが出来ました。ここに厚く御礼申し上げます。
これを一大国民運動とするつもりです。ネット上だけではなく、街頭での積極的な署名活動も行ないます!
将来的には大集会、そして国会へのデモ行進、河野洋平氏の選挙区において我々陣営からの立候補者擁立!
この運動を一つの契機として、日本に真の愛国者の大衆運動が起きることを願ってやみません!それを強く強く望んでおります!
署名活動に際しては、私がその署名を選挙に悪用するつもりだ―などと言うつまらぬ批判が左翼からあるかも知れませんが、私はそれほどの馬鹿ではありません。
皆様の個人情報は厳しくよーめんブログのスタッフが管理しております。そのような心配は一切ございませんので、どうか皆様も署名に協力してください。
※特に今回このサイトの発足に尽力された管理人様には御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いします。
以上
懐かしい、当時私の事務所によーめんさんとHさんが訪ねて来たときのことを今でも鮮明に覚えています。この二人がいなかったら主権回復を目指す会、在日特権を許さない市民の会との連携もなかったと思います。
2007年の6月の記事ですので、あれからもう6年が経過したのですね。あの当時この河野談話の白紙撤回を求める署名活動への理解は一般国民の間においては極めて少なかったと思います。
しかし、現在はその世論は大きな流れとなってきたのではないか。特に今回の産経新聞社によるスクープ記事はそれを後押しするものでした。しかしながら、安倍首相や自民党の有力政治家などの発言は殆ど見られません。
前々から指摘されていたとは言え、このような疑義が提示された以上この問題は国会においても論議されるべきです。日本の政治家であるならば、特に今回は30代、40代の若い世代の政治家も多数当選しています。
これらの若い世代の政治家が話し合い、国会に「河野談話検証特別委員会」でも設立して、真相を徹底的に調査して欲しいと願わずにはおられません。この紹介した賛同者の中には先の衆院選挙で立候補して落選した前都議の吉田康一郎先生もおられます。もし国会議員に当選していたら間違いなく動いていたでしょう。
今回の産経新聞社のスクープが無視されるようでは、もうこの河野談話を検証する機会は永遠に失われてしまいます。幸運にもまだ河野洋平氏は生きており口も達者なようですから、是非とも国会にお呼びして語って頂きたいものです。
勿論本当の事をお話して頂かなくては困ります。この河野談話がどれだけ日本を貶めて韓国の意のままになってしまう結果を招いてしまったのか。その現実を我々はこの間見せ付けられてきたのです。
もう弁解の余地がないほどにデタラメなものであったかはばれています。自民党は勿論のこと、維新の会、みんなの党、民主党の中にも保守派の考えを持つ人はいます。そのような人が団結してこの問題をウヤムヤニしないで欲しい。
一番は安倍首相と政府の責任もあります。この問題の真相解明とそれによって当然沸き起こるだろう「河野談話の白紙撤回」について、国会にその決議案を提出すべきです。日本の政治家全員に踏み絵を迫るべきだと思います。
誰が河野談話に反対し、賛成するのか?それを問うことこそが日本の将来に取ってどれほど大切な事なのか。もう、多くの国民も気がつきそして納得すると思います。
以前は街頭での署名活動に何十回となく立ちました。これまでの活動を振り返りながら、この問題を何回かお届けします。勿論かつての活動を無にしたくないし、この機会をおいてその苦労が実ることはないと確信したからです。