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韓国女性議員 慰安婦問題などで日本に連帯呼び掛け
2013/05/28 21:51 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【東京聯合ニュース】日本の政治家による旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる「妄言」に抗議するため訪日中の韓国国会女性家族委員会所属の女性議員4人が、韓日両国の女性議員が歴史認識問題などで共同対応することを日本側に提案した。

 与党セヌリ党の金姫廷(キム・ヒジョン)議員、柳知ヨン(リュ・ジヨン)議員、金賢淑(キム・ヒョンスク)議員、野党民主党の兪承希(ユ・スンヒ)議員は28日、日本の民主党の女性委員会委員長を務める菊田真紀子衆院議員と会談した席で、共同対応の提案を申し入れた。

 金姫廷議員は提案について「誤った発言を行った政治家に共同でメッセージを伝え、セミナーなどを通じてドイツの戦後保障問題などを学ぶ韓日女性議員のネットワークをつくろうと提案した」と韓国特派員に説明した。

 韓国の4議員によると、日本の議員は女性の人権侵害と従軍慰安婦被害者の苦痛に対して理解を示したが、日本政府の賠償問題については認識の差があったという。

 4議員は兪承希議員が24日に韓国国会に提出した「日本の政治家の従軍慰安婦妄言を糾弾し公式謝罪を求める決議案」の内容も日本議員に伝えた。

 4議員は29日にフィリピンに移動し、フィリピン国会議員らと共に慰安婦問題に対する共同対応策を話し合う。

日本の国会議員と会談する金姫廷議員(左から2人目)ら=28日、東京(聯合ニュース)