“生活保護受給者を詐欺”逮捕10月19日 19時04分
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生活保護受給者に住宅をあっせんし家賃の保証金の名目で現金をだまし取ったとして山口組系の暴力団員ら4人が詐欺の疑いで逮捕されました。
警察は路上生活者など2000人に住宅をあっせんしさまざまな名目で現金を徴収していたとみて調べています。
逮捕されたのは、大阪・西成区の介護会社「住宅管理ビックライフ」の実質的な経営者で山口組系暴力団員の伏見泰和容疑者(46)と従業員の男女らあわせて4人です。警察の調べによりますと、伏見容疑者らは、3年前から去年にかけて生活保護受給者の男性3人に住宅をあっせんした際「家賃の支払いが滞った場合に立て替えてくれる会社に支払う保証金が必要だ」などとうそを言って現金あわせて5万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
警察によりますと調べに対して伏見容疑者は容疑を認め、「70棟ほどのマンションを管理していて路上生活者などに住宅をあっせんした」と供述しているということです。
伏見容疑者は大阪市から介護報酬をだまし取ったとして逮捕・起訴されています。
警察は路上生活者など2000人に住宅や生活保護の受給をあっせんしさまざまな名目で現金を徴収するいわゆる「囲い屋」とみて実態の解明を進めています。