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事件
【徳洲会選挙違反容疑】揺らぐ「徳田王朝」 滞る一族の意思決定、職員採用に影響
ある地方病院幹部は「職員に平静を保つように求めたのだろうが、こうした事態を招いたことへの言及はない。虎雄氏らしい文章といえる」と冷ややかに話した上で、「だが、理事長の言葉ならば内容がどうであれ、職員は従うというのが徳洲会だ」と続けた。
「構図は全く同じ」
虎雄氏がメッセージを各病院に伝えると同時に、最高幹部からはマスコミへの電話対応マニュアルも配布。どのような取材を受けたかを東京本部にファクスするよう指示していた。「こうした素早い上意下達の構造は、虎雄氏や一族の命令が病院に行き渡り、職員が選挙区に供出される構図と皮肉にも全く同じだ」(グループ関係者)
一方、グループを牛耳っていた徳田一族が捜査対象となり、通常業務にも影響が出始めているという。
地方病院の院長は「強制捜査以降、病院運営について何の指示もない。患者のことを忘れているようだ」と批判、「(虎雄氏や一族は)保身で頭がいっぱいなのだろうか」と話した。
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