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事件
徳田虎雄氏が徳洲会理事長退任 公選法違反事件で引責 「捜査に協力」
2013.10.8 10:13
昨年12月の衆院選で、医療法人「徳洲会」グループの各病院が徳田毅衆院議員(42)=自民・鹿児島2区=陣営に職員を派遣、日当などを支給していたとされる公職選挙法違反事件をめぐり、医療法人徳洲会理事長の徳田虎雄・元衆院議員(75)は8日、理事長職を近く退任する意向を文書で発表した。
その他の医療法人・組合の理事長職も辞任する見通しで、グループを統括する「一般社団法人徳洲会」会長職の退任も検討する。
虎雄氏は発表した文書で「東京地検の家宅捜索以来、皆様に多大な不安を与えていることをお詫びする。捜査を真摯に受け止め、全面的に協力する」と謝罪。「基本的には理事長である徳田虎雄の責任であることは間違いない。新しい執行部のもとで組織が発展していくことが願いだ」とした。選挙違反について自らの指示や具体的関与についての言及はなかった。
関係者によると、徳洲会グループは昨年11月中旬、グループ傘下の病院に職員や看護師を運動員として派遣するよう指示。日当などを支給した上、投開票前日の12月15日まで徳田氏の選挙運動の手伝いをさせた疑いがある。
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