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事件
徳洲会、参院選も一体支援 自民候補 全国病院に推薦要請文
2013.10.20 02:00
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昨年12月の衆院選をめぐる公職選挙法違反容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けた徳洲会グループが、今年7月の参院選でも、全国の病院に特定候補者の支援活動をさせていたことが19日、産経新聞の調べで分かった。病院職員らは公示前から約3カ月間にわたり、後援会員集めや推薦団体探し、患者への支持呼びかけなどの活動をさせられたといい、医療現場を選挙のたびにフル回転させていた実態が明らかになった。
徳洲会グループが参院選で支援したのは、自民党から比例代表で出馬し落選した園田修(しゅう)光(こう)・元衆院議員(56)。
関係者の話や内部資料によると、4月下旬、徳洲会グループの地区責任者から各地の病院に「今夏の参院選において園田氏をグループ挙げて支援することになりました」とし、職員に支援活動をさせるよう求める文書が送られた。
これと合わせ、各病院に園田氏の事務所から、園田氏の名刺、チラシ、ポスターなどが大量に届けられ、職員らに取引先業者などを回って支持者を獲得する活動が割り振られたという。
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