韓国弾道ミサイル作戦統制所、システム不備により構築が来年6月に延期―中国メディア
2013年10月19日
韓国聯合ニュースによると、韓国防衛事業庁は17日、弾道ミサイル作戦統制所(AMD-Cell)の構築作業がシステム不備により遅れが出ており、来年6月までずれ込む見通しだと発表した。人民網が伝えた。
もともとは昨年末に構築される予定だったが、性能が基準に達していないことが分かり、延期されていた。軍はこれに対し、「海外から新装備を導入する」と「国内でメンテナンスする」という2つの選択肢から、後者を選んだ。前者は5~6年の時間が必要だからだという。
与党・セヌリ党の議員はこの選択に対し、「弾道ミサイル作戦統制所と早期警戒レーダーシステムは韓国弾道ミサイル防衛システム構築の第1歩。両者を併用しなければ十分に役割を発揮できない」と批判している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)