プロ野球:原巨人、新黄金時代…セ制覇6回、ミスター超え

毎日新聞 2013年09月22日 22時16分(最終更新 09月22日 23時45分)

リーグ優勝を決め、胴上げされる巨人の原辰徳監督=東京ドームで2013年9月22日、木葉健二撮影
リーグ優勝を決め、胴上げされる巨人の原辰徳監督=東京ドームで2013年9月22日、木葉健二撮影

 プロ野球セ・リーグは22日、優勝へのマジックナンバーを1としていた巨人の2年連続35回目のリーグ制覇が決まった。

 この日、2位阪神がヤクルトに敗れ、巨人も広島に2−1で勝った。セ・リーグの連覇は2010〜11年の中日以来で、巨人としては07〜09年の3連覇以来。

 原監督は02、07〜09年、12年に続き、巨人の監督として6度目のリーグ制覇。長嶋茂雄氏(5回)を超え、球団歴代4位となった。

 V9時代(1965〜73年)以来の日本一連覇を目指す巨人は、2位と3位によるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制、10月12日開幕)の勝者と、東京ドームでのCSファイナルステージ(6試合制、同16日開幕)で対戦。巨人には1勝のアドバンテージが与えられる。

 パ・リーグ首位の楽天は日本ハムに大勝して3位以内を確定させ、CS進出を決めた。09年以来、2度目のCS進出で、初優勝に向けたマジックナンバーは一つ減って「5」となった。

 ◇いつも一戦必勝…原監督、一問一答

 原監督の一問一答は次の通り。

 −−8度宙に舞った気持ちは。

 ◆長いペナントレースを勝つのが一番険しく難しい。全員がチームの勝利のために、という気持ちで戦った。見事な選手たちだと思う。

 −−試合開始直後に優勝が決まった。

 ◆阪神が敗れたのはわかったが、リラックスして、というわけにはいかなかった。いつも通り一戦必勝の気持ち。最後は今季一番働いてくれたリリーフ3人を使って、優勝を決めたいと思った。3人とも期待に応えてくれた。

 −−阿部らWBCメンバーが開幕直前まで不在だった。

 ◆慎之助(阿部)はチームのだれより強い柱でまとめ役。まだ体は痛いと思うが、八回は本人の希望で出した。ぼくもファンの一員として彼のプレーで締めくくりたかった。

 −−自己犠牲も必要と、きょうもロペスにバントさせた。

 ◆優勝が決まっていたとはいえ、戦う姿勢を変えるべきではない、と思った。個の力はそれぞれ持っているが、チームの勝利が一番、と自己犠牲の気持ちを持ちながら戦ってくれた選手に、敬意を表したい。

 −−長嶋さんの5度を抜いて6度目のリーグ優勝。

 ◆まったくもったいない話。一年一年が勝負という中で戦っているので、回数はよくわからない。戦いが終わった時点で振り返ったときに自分の数字をほめたいが、まだまだ戦い半ばです。

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