学生時代、研究室やものづくりサークルで、組み込みソフトウェアや機械学習システムの開発をしていた立松。そこでものづくりの楽しさを知り、多くの人に利用されるシステム、先進的なシステムの開発、運用に携わることのできるNTTネオメイトに興味を持ち入社した。
世界中とつながる通信網。そのどこかに異常が発生した場合、原因をいち早く究明し、問題解決を図る必要があります。私が所属するNGNサービスオペレーションセンタの役割は、西日本全域の装置の監視と、故障の復旧作業です。24時間365日、通信網を常に注視し、故障の疑いがある箇所を発見次第、現場の保守スタッフと協力し、通信サービスの回復に尽力します。通信網を俯瞰して見る私たちの目と、現場に赴き故障修理を行う保守スタッフの目。お互いの目線を合わせ連携しながら、日々「つながって当たり前」をまもっています。
迅速な故障修理のために、現場の作業を遠隔から支援しますが、未知の故障の場合は復旧に要する時間が長くなることもあります。そのような際は、過去の故障事例を蓄積したデータベースを参考にします。同じ事例でなくとも、過去の事例からヒントが得られることもあり、普段からの情報の整理が必要であることを感じます。
故障修理は保守スタッフとの二人三脚。現場と協力し切り分けを行うことで、お客さまの通信を守るために全力でオペレーションにあたっています。連携がうまくいき、無事に任務が完了したときにやりがいを感じます。
学生時代に培ったものづくりの経験を通じて、業務に役立つオペレーションプログラムの開発を行っています。装置やネットワークの仕様を研究してプログラミングしたソフトが、サービス回復時間の短縮や品質向上に役立った時には、オペレータから技術者への成長を感じます。
また、東日本大震災の復旧工事のために中継回線の切断箇所の“見える化”ソフトをNTT東日本が開発。それをNTT西日本にも採用したいということで、作業担当の希望者が募られた時に手を挙げました。現場の声やオペレータの声を一番よく知るのは、私たち現場スタッフです。「通信の高品質化と安定化のために、やれることをやろう」。その意識を常に自分の中に掲げています。