原発事故対応「なぜ税金」 福島・前双葉町長が講演 2013年10月19日(最終更新 2013年10月19日 18時02分) 大阪市内で講演する前福島県双葉町長の井戸川克隆氏=19日午後 東京電力福島第1原発事故当時、福島県双葉町長だった井戸川克隆氏が19日、大阪市で講演し、脱原発への思いとともに「なぜ東電が起こした事故なのに、税金が使われるのか。国が下請けになっている」と政府の対応を疑問視した。 今後のエネルギー政策に関し「原発と付き合うのは無理だ」と強調。脱原発実現に向け、太陽光の屋内照明利用や公共施設の照度基準を引き下げるべきだと訴えた。 井戸川氏は事故直後、町民の県外避難を決断し、埼玉県に役場機能を移転した。