
大間原発の建設中止を訴え、函館山でデモ行進する市民ら=19日午後、北海道函館市
青森県大間町で建設が進む電源開発大間原発に反対する市民団体などが19日、地元の大間町で集会を開いたり、津軽海峡対岸の北海道函館市でデモ行進したりした。
大間町の集会には労働組合のメンバーら約600人(主催者発表)が参加。原発近くの地権者、小笠原厚子さん(59)は「絶対に稼働させてはいけない」と訴えた。集会後、参加者は原発近くを通って約2キロの道のりをデモ行進した。
函館では、市民ら約80人が約30キロ先に原発を望む函館山山頂から原子炉建屋などを確認した後、登山道約1・5キロをデモ行進した。