全自動エンコードのバッチファイルの改良版ができました。
比較的安定して動作すると思いますが、何か不具合が出ましたらコメント欄にて報告お願いします。

まずはこのバッチがどういうものかの説明をします。

TS抜きができるチューナーを買ったはいいが、録画ファイルの管理が面倒くさい・・・
録画ファイルが重すぎてHDDがパンパンに・・・
容量削減のためにエンコードしたいけどそれも面倒・・・
CMうざいからカットしたいけど動画ソフト使ってちまちま削るの面倒くさすぎィ!
面倒くさくなって放置した録画ファイルが溜まる一方で頭がくらくらする・・・

そんなものぐさなあなた方のために、その面倒のほぼすべてをこちらで引き受けたものがこのバッチファイルです。

つまり、
寝てる間に勝手にCM抜きの番組ファイルが作成されるのです!しかもフォルダの整理もやってくれます。

でも設定とかインストールとか面倒くさいんでしょう?

そう言われると思いましたので、インストールもほぼ自動化しました。
貴方がすべきことは・・・

1.必要ファイルを10個くらいダウンロードする
2.フォルダを作ってその中でバッチファイルをダブルクリック
3.ガイドに従って必要プログラムのインストール
4.TVRock(録画管理ソフト)の設定をいじる
  ※全自動化する必要がないのならばやる必要なし

これだけです。(TVRockの設定も自動化できるか模索中です。)
極力、「エンコード?なにそれ?」という方にもわかりやすいようにバッチを作ったつもりですが、それでも若干わかりにくいと思われる箇所があるので、このブログの説明を読みながらバッチを使ってください。

なお、このバッチを使用する前提条件として、

1.TS抜きのできるチューナーを導入済み
2.TVRockの設定が完了している
3.TVtestなどの視聴ソフトを導入済み

この3つの条件をクリアしていないと使えないのでご注意ください。
TS抜きに関しては、
http://blog.livedoor.jp/swing26/archives/28427826.html
こちらでちょこっと解説をしているので、このバッチに興味を持ったけれど、前提条件が揃っていないという方は参考にしてください。
TVRockやTVtestの設定も、今紹介した記事の中に書いたWikiに詳しく載っているので、参照してみるといいでしょう。


― 事前準備 ―

まず、このバッチを動作させるためには、 TVRockの放送局名を変更する必要があります。
めんどくさい作業ですが、手動でエンコードする手間に比べれば微々たるものなので頑張ってください。
tvrock

上の画像のとおりにTVRockのチャンネルエディタという項目をクリックしてください。

削除
 
すると、こんな画面が出てきますので 、登録されている放送局を消し、新たに以下のように局名を追加してください。

TOKYOMX → TOKYO_MX
日本テレビ → NIHON_TV
テレビ朝日 → TV_ASAHI
テレビ東京 → TV_TOKYO
フジテレビ  → FUJI_TV
TBS      → TBS_TV 

放送局を削除する方法は、図のように放送局を選択し、削除ボタンを押します。
追加する方法は、チャンネル名の欄に、上記の放送局名を記入し、追加ボタンを押すだけです。

これができましたら、次はチャンネルの設定です。
このままでは録画がされなくなるのでご注意ください。

以下のようにTVRockの設定メニューを開きます。
settei

sette-



ch
拡大


設定画面のチューナータブ→チューナー1を開き、チャンネル設定の場所を見ます。
この画像ではチャンネルサービスの欄の値が埋まっていますが、追加したての状態だと両方とも0になっています。
ですので、TVTestを開き、チャンネルとサービスの番号を確認します。

tvtestset
↑画面右クリックでメニューを開く
 
キャャ

ch


TVTestから、右クリック→設定→チャンネルスキャンを選ぶとこのような画面が出ます。
すべての放送局のチャンネルとサービス番号を先ほどのTVRockのチャンネル欄とサービス欄に写してください。
この作業を、チューナーごとに設定してください。
チューナーが2つ以上ある場合は全てににチャンネルとサービスの値を指定しないと、TVRockの録画が上手くなされなくなります。

sette-

この画面では、チューナー1を編集していますが、隣にチューナー1~8まで項目がありますよね。
持っているチューナーの分だけ同じ設定をしてください。

これで設定は終わりです。

追記
チャンネルの設定を変えたら、いままでの予約録画・自動検索予約はすべて削除し、あらたに予約を設定してください。でないと、録画が正常になされなくなります。

次の記事では、いよいよ全自動エンコードのためのインストール作業に移ります。