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ガムは飲み込んでも大丈夫?

2006年4月13日 00時00分 (2008年6月27日 18時36分 更新)

なぜか一緒に食べた経験のある人も多いガムとチョコレート

「あっ!ガム飲み込んじゃった……」なんて慌てた経験、誰でも一度くらいあるのでは?

そもそもガムは飲み込むものではない。そんなことは百も承知なのに、ついウッカリ飲み込んでしまうことがある。私の場合、長く噛みすぎていたり、おしゃべりに夢中になっていたりするときに多い。

先日もウッカリ飲み込んでしまい焦っていたら、友人に「ハイ、これ」と手渡されたのは、なんとチョコレート。友人いわく「ほら、ガムとチョコレートを一緒に食べるとガムが溶けるでしょ?」とのこと。確かに言われてみればそうだ。……えっ、もしかしてこれで胃のなかのガムを溶かそうという作戦?!

ガムを飲み込んでしまうとなんとなく気持ちが悪いし、飲み込んで大丈夫なのか心配にもなる。かといって、チョコレート作戦の効果も疑わしい。そんな長年の不安を解決すべく、私の愛用するガム、XYLISH(キシリッシュ)を製造している明治製菓の広報担当者に問い合わせてみた。

まずは、ガムは食べても大丈夫なのか? という長年の疑問をぶつけてみると、
「大丈夫ですよー」
とサラリ。長年の不安は意外にもあっさり解決してしまったのだ。

そこで、ガムとチョコレートを一緒に食べるとガムが溶ける理由についても訊いてみた。
「チョコレートの脂肪(ココアバター)がガムベースを溶かしてしまうので、ガムがドロドロに溶けて形がなくなってしまうんですよ」
ちなみにガムベースとは、噛んだ後に口のなかに残っている部分。以前コネタでも紹介したとおり、南米や東南アジアに生える木から採れるチクルなどの植物性樹脂に、酢酸ビニル樹脂、エステルガム、ポリイソブチレン、炭酸カルシウムなどを混ぜたガムの素だ。これが水には溶けないが、油には溶けてしまう性質らしい。ということは、ガムを飲み込んだときにチョコレートを食べるのは本当に効果がある?!
「いえ、あえてチョコレートを食べなくても、ガムは胃で消化されますし、多少残っても排泄されますから、心配には及びません。
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