１８日に東京・渋谷区で行われた「第６４回ＮＨＫ紅白歌合戦」の司会者発表会見では、白組司会に決まった「嵐」のリーダー大野智（３２）が珍しく？　やる気を見せた。

　いつも口数が少なく、気だるそうな振る舞いを見せる大野だが、「（『嵐』として過去）３回の司会で２勝１敗。ここで勝って（勝率五分ではなく）突き放したい」と闘志メラメラ。松本潤（３０）は「そんなに勝ちにこだわりあったの？」と苦笑いだ。

　また、松本は「実は『あまちゃん』の大ファン」と明かし、「年末（の紅白）に出てきてくれたらうれしい」と出演も熱望していた。

　紅白の山田良介制作統括（４９）は、司会者の人選について答えた。

　綾瀬の抜てきには「大河ドラマで“日本の顔”になった。フレンドリーでほっこり感がある。いい司会をしてくれるのでは」と説明。オファーは「１か月前」だったという。

　ここ３年は、同局の朝ドラヒロインが紅組司会を担当。今年は大河の主演女優になった。その理由には「ドラマの主役が紅白の司会とかいうルールはない」と語った。

　一方、嵐は４年連続で白組司会となり、新鮮味に欠ける。「他の人選はなかったのか？」との問いに「（司会の）回数が多いから、何かあるというわけではない。意識してない」と特に気にしていないようだ。

　大ヒットした朝ドラ「あまちゃん」メンバーの出演形式にも注目が集まる。「その方々が集まるように努力しないといけない。『あまちゃん』でコーナーができればいいなと思う」と今後、さらに検討を重ねるようだ。