JR西も豪華寝台列車運行へ10月17日 07時41分
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ことし7月の豪雨で大きな被害を受けた山口県などの観光を後押ししようと、JR西日本の真鍋精志社長は、関西と山口県とを結ぶ豪華寝台列車を今後5年以内に運行させる考えを示しました。
JR西日本の真鍋社長は16日の記者会見で、ことし7月に山口県と島根県を襲った記録的な豪雨の影響で、観光が打撃を受けているとして、JRとしてもできるだけ後押ししていく意向を示しました。そして、関西を出発して日本海側の山陰線を通り山口県西部を結ぶ豪華寝台列車を今後5年以内に運行させ、別の観光列車との乗り継ぎなども検討したいという考えを示しました。また、将来は豪華寝台列車を瀬戸内海側に走らせることも検討したいとしています。
真鍋社長は、「山口県内の観光は面的に結ばれておらず、豪雨の被害や風評被害も出ている。関西から多くのお客様を運べるようにしたい」と述べました。豪華な寝台列車をめぐっては、JR九州の「ななつ星」が話題を呼んでいて、JR西日本では計画の実現に向け、車両の開発などを急ぎたいとしています。