UPDATE 1-異次元緩和効果で経済・物価に前向きな動き、長期金利を強力抑制=黒田日銀総裁

2013年 10月 18日 16:20 JST
 
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[東京 18日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は18日、都内で開かれた全国信用組合大会であいさつし、4月に導入した異次元緩和の政策効果がしっかり表れており、実体経済・物価に前向きな動きが広がっていると語った。また、日銀の巨額の国債買い入れにより、長期金利は強力に抑制されているとの見解を示した。

黒田総裁は異次元緩和の導入から半年が経過したことを踏まえ、「政策効果はしっかりと表れてきており、金融市場や実体経済・物価に前向きな動きが広がっている」と評価。金融市場ではこの間、株高や円高修正の動きが顕著になったほか、長期金利についても「(日銀による)巨額の国債買い入れによって強力に抑制されている」と語った。他方、予想物価上昇率が「全体として上昇している」とし、「実質金利は低下しており、民間需要を刺激している」との認識を示した。

こうした中で日本の景気は「家計・企業の両部門で所得から支出へという前向きな循環メカニズムが働く下で、緩やかに回復している」と指摘。9月調査の日銀短観を踏まえて「設備投資をしっかりと増加させる計画となっており、収益の改善が前向きな支出活動につながっている」と語った。

物価については、消費者物価指数(生鮮食品除く)が6月にプラス転換した後も伸び率を高めており、「個人消費が底堅く推移する下で、幅広い品目に改善の動きが見られるようになっている」との認識を示した。

また、金融システムに関連し、足元で金融機関の貸出が前年比2%程度の増加率となるなど次第に伸び率を高めているとしたが、「こうした動きは大企業向けを中心としたもので、業種の面から見ても、けん引役に広がりが見られていない」と述べた。

 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。