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9月全国百貨店売上高は前年比+2.8%、2カ月連続プラス

2013年 10月 18日 15:14 JST
 
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[東京 18日 ロイター] - 日本百貨店協会が18日発表した9月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比2.8%増の約4443億円と、2カ月連続のプラスとなった。

9月は、上旬と中旬に2つの台風(17号・18号)が上陸したほか、気温も大きく変化するなど不順な天候の影響により、入店客数には若干の影響を受けた。

しかし顧客の購買意欲は底堅く、この時期主力の秋物衣料(衣料品:+3.2%)や、靴・鞄等の服飾雑貨(身のまわり品:+5.2%)などファッション関連商材が好調に推移し商況全体を牽引した。

地区別分類で見ると増床・改装効果のある大都市(+4.3%)が商況全体を牽引し、商品別分類では家庭用品(家電とその他家庭用品がマイナス)を除く多くの品目でバランス良く売り上げが増加した。

訪日外国人数の拡大基調も続いている。東南アジアの訪日人数が急増したのに加え、台湾・香港・韓国などの観光客数も好調な増加を続けた。中国人観光客数にも前年の尖閣問題による急減の反動増が見られたことから、売上・客数共に倍増(売上:+113.7%/客数:+106.2%)ペースで推移したこと、などが報告されている。

調査対象の百貨店は85社・242店舗。東京地区は前年比3.6%増と2カ月連続のプラスとなった。

 
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