[アニメ]進撃の巨人しんげきのきょじん / Attack on Titan
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2013/10/17 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1798(50%) 普通:687(19%) 悪い:1091(31%)] / プロバイダ: 10963 ホスト:11177 ブラウザ: 7424 正直原作自体大して好きじゃ無かったので、このアニメ版も・・・・・・。 【良い点】 原作に比べて画が綺麗、そしてアニメだからって事もあるけれど、戦闘シーンに迫力があり、そのスピード感と、巨人同士のぶつかり合いに地響きなどは原作では描けない部分であり、そういったトコロは原作より上回っていた・・・・・・が。 ただ、これもある意味、後述する欠点に含まれている。 【悪い点】 ハッキリ言えば本作自体、「ダークファンタジー世界にしたパクリエヴァンゲリオン」と呼んでも文句はいえそうにない作風になっている。立体起動装置の動きも板野サーカスのそれのようなモノとなっているが、板野サーカスよりも無理のあるようなシーン多し(どう考えても着地の時の勢いを考えれば怪我では済まないだろうし、それが嘘っぽさを悪い意味で強調してしまっている)。 作者も少なからずエヴァの影響は受けているだろうし、巨人同士の戦いにしても、どことなくエヴァ的なものを感じるし、最終回のエレンの巨人が、原作の戦闘シーンに少々修正を加えたとはいえ、手足を捥がれながらも恐怖して逃げようとするアニの巨人に追いすがり、捕まえてクソミソにしてしまうシーンは、どうみても暴走状態のエヴァにしか見えなかった。 使徒と違い、巨人達が泣き叫び、恐怖する人々を無慈悲に喰らう姿という恐怖を描く事で新鮮味と怖さを伝え、トラウマシーンを再現している手法は、ある意味原作をよく研究した脚本家らしいといえるかも知れないが、それでも、それ以外にはさして興味深い部分も無いし、調査兵団と上層部の会話も、エヴァでのゼーレとゲンドウのシーンのそれに似通っている気がする。 グロイシーンと、トラウマもののシーンもエヴァなんてパクリアニメの影響がモロ出ているような具合だし、そういった意味では「いつになったら日本のアニメは脱エヴァンゲリオンを果たせるのだろうか・・・」とゲンナリしてしまった。 あとは原作版で語った本作の不満と問題点そのまま。 【総合評価】 原作自体過剰に持ち上げられた印象が強いし、それほど面白いとは思わなかったので、そのアニメ版を見ても、ある程度原作を忠実に大切にする脚本家の力量もあってか、原作ファンには面白いのかも知れないが、原作ファンでは無い人が見ても、さして面白くないし、戦闘シーンも2、3度見ればもう飽きてくる。そして、エヴァのように「気持ち悪い・・・」だけで終わってしまっている。 謎だらけの世界観というところで引っ張って、原作も続いているが、その謎が解明される前に既に見飽きているし、トラウマシーンにしても、変に流血ばかりだし、無駄に人を死なせるシーンを増やせば、恐怖感と緊張感よりも、ドン引き感の方を感じてしまう。 最近はドン引きする作品が多くなったけれど、本作も原作が原作なので、悪い意味でその部分から離れられなかったと思う。ヒット作、流行作とはいえ、本作が持ちあげられれば、られるほど、まだ若い作者のこれからの作家生命に重大な影響をもたらしてしまうのでは?と他人事ながら心配になるところがある。 この評価板に投稿する |
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