恋の季節、秋。エリック・ロメールの映画が観たくなる。
「喜劇と格言劇シリーズ」より4作品、すべて35ミリプリントでの上映です
【フィルムの状態が悪い箇所がございます。予めご了承下さい】
■上映スケジュール
10月19日(土)13:00 緑の光線/15:00 飛行士の妻/17:00 満月の夜/19:00 友だちの恋人
10月20日(日)13:00 友だちの恋人/15:00 緑の光線/17:00 飛行士の妻/19:00 満月の夜
10月21日(月)13:00 満月の夜/15:00 友だちの恋人/17:00 緑の光線/19:00 飛行士の妻
10月22日(火)13:00 飛行士の妻/15:00 満月の夜/17:00 友だちの恋人/19:00 緑の光線
10月23日(水)13:00 緑の光線/15:00 飛行士の妻/17:00 満月の夜/19:00 友だちの恋人
10月24日(木)13:00 友だちの恋人/15:00 緑の光線/17:00 飛行士の妻/19:00 満月の夜
10月25日(金)13:00 満月の夜/15:00 友だちの恋人/17:00 緑の光線/19:00 飛行士の妻
■料金
当日一般=1300円/学生・シニア=1200円/高校生800円/中学生以下=500円
*特集4回券(会期中も販売/複数人でのご使用も可)=3600円
各回入替/整理番号制・自由席
■作品紹介
©1985 LES FILMS DU LOSANGE-LA C.E.R.
Le rayon vert
1985年/フランス/98分/35mm
ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞・国際批評家連盟賞
監督・脚本:エリック・ロメール 出演:マリー・リヴィエール、リサ・エレディア、ヴァンサン・ゴーティエ、ベアトリス・ロマン
「喜劇と格言劇」シリーズ第五作
« Ah, que le temps vienne. Où les cœurs s’éprennent »
“ああ、胸熱き季節はついに来ぬものか”
“緑の光線”とは日没の際、一瞬見えると言われる光のこと。秘書のデルフィーヌは、ジュール・ヴェルヌの小説『緑の光線』の話を耳にする。それを見た者は幸福を得られると言いならわされている。愛する人と共にその光を見るのを夢見ているのだが…。女性スタッフ3名のみ(+出演者が手伝い)で16mm撮影して作られた本作はヴェネツィア国際映画祭で見事グランプリを獲得した。
©1981 LES FILMS DU LOSANGE.
La femme de l’aviateur
1980年/フランス/107分/35mm
サン・セバスチャン映画祭批評家大賞受賞
監督・脚本:エリック・ロメール 出演:フィリップ・マルロー、マリー・リヴィエール、アンヌ・ロール・ムーリー、マチュー・カリエール
「喜劇と格言劇」シリーズ第一作
« On ne saurait penser à rien »
“人は何も考えずにはいられない”
法学部生フランソワと少し前まで付き合っていた年上のアンヌ。アンヌには妻子持ちの愛人クリスチャンがいたが、突然彼女に絶縁をせまってきた。フランソワはアンヌにつきまとうが相手にされず、偶然見かけた別の女といるクリスチャンを追跡するうち、同じバスに同乗していたリュシーが彼の尾行に気づいて、さらにその後ろをついてくる。主演フィリップ・マルローは当時パリ第三大学の学生だった。
©1984 LES FILMS DU LOSANGE-LA C.E.R.
Les nuits de la pleine lune
1984年/フランス/102分/35mm
ヴェネツィア国際映画祭主演女優賞
監督・脚本:エリック・ロメール 出演:パスカル・オジエ、チェッキー・カリョ、ファブス・ルキーニ、クリスチャン・ヴァイデム
「喜劇と格言劇シリーズ」第四作
« Qui a deux femmes perd son âme. Qui a deux maisons perd sa raison. »
“二人の妻を持つ者は魂を失い 二軒の家を持つ者は分別を失う”
恋多き女室内装飾家ルイーズはレミと暮らしているが、二人の性格は正反対。真面目な彼を尻目に妻子持ちのオクターヴと夜の町を徘徊。あるパーティでは年若のバスチアンと一夜のアヴァンチュール。部屋に帰るとレミはいない。遅れて帰った彼は彼女に、他に愛する女性がいて、昨夜はその女とすごしたのだと告白する。本作公開後2ヵ月して急逝したビュル・オジエの娘パスカル・オジエが主演。
©1986 LES FILMS DU LOSANGE-LA C.E.R.
L’ami de mon amie
1987年/フランス/102分/35mm
監督・脚本:エリック・ロメール 出演:エマニュエル・ショーレ、ソフィー・ルノワール、エリック・ヴィラール、フランソワ・エリック・ジェンドロン
「喜劇と格言劇シリーズ」第六作
« Les amis de mes amis sont mes amis. »
“友だちの友だちは友だち”
初夏の陽射しも爽やかなパリ北西郊外のセルジー=ボントワーズで繰り広げられる、24歳OLブランシュ+22歳女子大生レア×男二人ファビアンとアレクサンドルの恋模様。表題通り隣の芝は青く見え、実際パートナーが入れ替わりその心の推移を軽やかに描く。喜劇と格言劇シリーズでは常に一人の女性を中心としてきたが本作では二人の女性が登場し、シリーズの変奏が試みられている。