輸入ジャムからセシウム検出10月18日 20時41分
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東京・渋谷区の輸入会社がイタリアから輸入したブルーベリージャムから、食品衛生法の基準値を超えるセシウムが検出され、渋谷区が18日、この会社にジャムの回収を指示しました。
商品の回収が指示されたのは渋谷区の食品輸入会社、「MIEPROJECT」が、去年9月にイタリアから輸入したブルーベリージャムです。
東京都によりますと、墨田区の食品スーパーで販売されていたこのジャムを東京都健康安全研究センターが18日検査したところ、食品衛生法の基準値を超える1キログラム当たり140ベクレルのセシウムが検出されたということです。
このため渋谷区は、会社に対してこれまで販売した5000余りのジャムを回収するよう指示しました。
会社側は回収する意向だということです。
東京都は27年前の1986年に、旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発事故の影響でジャムからセシウムが検出した可能性があるとみていて、購入した人たちに対して食べずに返品するよう呼びかけています。