ガガ最新アルバム日本先行発売！！　日本盤にボーナストラックも

　米の人気歌手レディー・ガガ（２７）のニューアルバム「アートポップ」が世界に先駆け、１１月６日に日本で先行発売されることが１７日、決まった。所属のユニバーサルミュージックが発表した。日本のＣＤ市場が大きいことや、ガガが大の日本びいきであることなどから世界最速で日本のファンのもとに届くことになった。米国は１１月１１日、ヨーロッパなどは同８日の発売が予定されている。

　ニューアルバムは１１年５月の「ボーン・ディス・ウェイ」以来、約２年半ぶり４作目のオリジナル作品。今回、ガガは「ポップミュージックとアートの融合」をコンセプトにアルバムを制作した。日本のＪ−ＰＯＰやドイツのアートカルチャー、フランスのダンスミュージックなどを参考にしながら曲作りを進めたという。

　アルバムタイトル曲をはじめ「アプローズ」「ビーナス」「セックス・ドリームス」など全１５曲を収録した。

　先行発売される日本盤は、ボーナストラックとして「アプローズ−エンパイア・オブ・ザ・サン・リミックス」など３曲が特別に収録される。また、デラックス盤として発売されるＣＤには約７０分のＤＶＤも収録。９月にロンドンで行われた「ｉＴｕｎｅｓフェスティバル」でのライブパフォーマンスの模様やインタビュー映像が収められている。

　今作でアートをテーマにしたガガは、アルバムジャケットにもこだわった。米美術界の奇才、画家で彫刻家のジェフ・クーンズ（５８）をデザイナーに起用。全裸になったガガの等身大とみられる彫像がジャケット中央に大きく配置されるセンセーショナルなアートになっている。彫像は米国で公開された後、日本でも披露する計画があるという。

　２月に股関節を痛め、半年近く休養したガガだが、９月にはロンドンで元気いっぱいのライブを披露し完全復活をアピールした。実現すれば昨春以来となる来日の予定について、所属のユニバーサルミュージックでは「現在、全力を挙げて招聘（しょうへい）活動に動いています」と説明。ニューアルバムの発売前後のタイミングでの来日を目指し、４作連続でのミリオンセラーにつなげたい考えだ。

　また、１１年の大みそかに出演した「ＮＨＫ紅白歌合戦」への再出場！？　なども注目されそうだ。