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【大リーグ】タイガースは2勝2敗のタイに 打線の組み替えはまり、序盤で大量点2013年10月18日 紙面から ◇ALCS第4戦(16日・デトロイト)タイガース7−3レッドソックスリーランド監督の“仕掛け”に選手が即応した。0−0で迎えた2回、相手先発ピービの乱調から1死満塁の先制機をつかむと打席にはこの日、1番から8番に下げられたオースティン・ジャクソン外野手(26)。“リードオフ”の役割から解き放たれ、肩の荷が下りた男は制球難のピービを打席で見下ろし、きっちり押し出し四球を選んでみせた。 ジャクソンは「自分にプレッシャーをかけることなく、リラックスしてプレーできた。勝利に貢献できて本当によかった」。本来の輝きを放った元1番打者に導かれるように、14年ぶりに1番に入ったハンター、9年ぶりに2番に入ったカブレラが続き、一挙5点。タ軍が序盤でほぼ試合の行方を決めた。 4回にもジャクソンは無死二塁から適時打を放つなどその後の3打席でも2安打1四球。前日までのLCS3戦で13打数1安打から、まさに打って変わった。「結果が出ない選手を外すのは簡単。でも(打順は下げても)ジャクソンにこだわりたい」とリーランド監督。指揮官の心配りに見事に応えてみせた。 打順変更について「ばかげたことというかもしれないが、点を取らないといけないんだ。恐れることなく何かを変えないといけない」と同監督。ただ、ハンターの1番起用も実は「ピービと相性がいい」という確かな勝算があった。 采配が的中しての快勝に「これでまたボストンに行けるな」と同監督。“リーランド・マジック”で打線が息を吹き返した。(デトロイト穐村賢) PR情報
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