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ネットで大島の支援始まる
10月17日 15時39分

ネットで大島の支援始まる

台風による大雨で深刻な被害を受けた、東京・伊豆大島の大島町の復旧を支援しようと、インターネットでは、ライフラインの復旧状況など、地元で必要な情報をまとめたサイトを立ち上げたり、ネットで義援金を呼びかけるなどの支援の動きが出ています。

ネットに支援情報を集約したマップ

インターネットに掲載されたのは、「伊豆大島台風26号被災状況マップ」です。現地の道路や、水道などのライフラインの復旧情報や、町内の避難所の場所、それに公共施設の情報など、今後の復旧に向けて地元で必要な情報を地図上に表示しています。
サイトを作ったのは、伊豆大島でことし1月に開かれたITのハッカソンイベントをきっかけに知り合ったシステムエンジニアや地図製作者などのグループです。掲載されている情報は、行政機関や一般から寄せられたもので、主催者の男性は「分散してしまいがちな被災地の情報をできるだけ集約して地図に示すことで、地元の人たちの情報の把握に役立ててほしい」と話しています。

義援金の募集も

インターネットでは復旧を支援する義援金募集の動きも始まっています。
このうち日本青年会議所では、ホームページに義援金を募る銀行口座の情報を載せて募金を呼びかけています。このほかにも愛知県のNPO法人「愛知ボランティアセンター」が、ツイッターを通じて、17日夕方に名古屋市中心部で募金活動を行うことを投稿するなど、支援の動きが広がっています。
ツイッターでは、ボランティア活動についても「募集があればすぐにでも駆けつけたい」といった発言がある一方で、「土砂がゆるんでいて二次災害の恐れもある」といった意見も掲載されるなど、支援の方法を巡る意見が交わされています。

伊豆大島台風26号被災マップ(NHKを離れます)
http://izuoshima26.crowdmap.com

日本青年会議所(NHKを離れます)
http://www.jaycee.or.jp

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